聖廟
せいびょう
名詞
標準
Confucian temple
文例 · 用例
それからまた同じ囚人の渋河刑部六郎兼守といふ人が、断罪に処せられる前日に、十首の和歌を荏柄の聖廟に進じたとか、それをまた物好きにも御ところへ持つて来たお方がありまして、将軍家は、それを御覧になり、なかなか上手な歌です、この者をもゆるしておやりなさい、と気軽にお言ひつけになりました。
— 太宰治 『右大臣実朝』 青空文庫
然るに十一世紀の中葉この聖地はトルコ族の一派セルジュウク人によって占領され、聖廟は荒らされ、遺跡は蹂躪され、巡礼は掠奪迫害され、土地在住のキリスト教徒は殺戮される迄に至った。
— 国枝史郎 『ローマ法王と外交』 青空文庫
聖廟なるものも丁度この橋の邊にあつて、深緑の木立の間に赤塗りの建物を隱見せしめてゐるが、土塀の中へ這入つて廟内を拜見すると、規模は小さいが全く支那の孔子廟の縮圖に外ならない。
— 濱田耕作 『沖繩の旅』 青空文庫
聖廟の中のお供物のように、阿Qは豬羊と同様の畜生であるが、いったん聖人のお手がつくと、学者先生、なかなかそれを粗末にしない。
— 魯迅 『阿Q正伝』 青空文庫
画工一代の悲願と、腕みがきのため、御山の金天聖廟の壁画を描くべく娘の玉嬌枝を連れて、数日間、願がけの参籠をしていたものだった。
— 吉川英治 『新・水滸伝』 青空文庫
作例 · 標準
孔子を祀る聖廟には、多くの学者が訪れる。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
歴史ある聖廟は、静かで厳かな雰囲気に包まれていた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
彼は聖廟で静かに手を合わせ、学業成就を祈願した。
幻辭AI · gemini-2.5-flash