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後ろ向き

うしろむき
形容動詞名詞-の形容詞名詞頻度ランク #18224 · 青空 138
1
標準
back-facing
文例 · 用例
それで、虻が蜜汁をあさってしまって、後ろ向きにはい出そうとするときに、虻の尻がちょうどおしべの束の内向きに曲がった先端の彎曲部に引っかかり、従って存分に花粉をべたべたと押しつけられる。
寺田寅彦 沓掛より 青空文庫
*    *    * 紺の上っぱりを着て、古ぼけた手拭で姉さんかぶりをした母が、後ろ向きに店の隅に立って、素麺箱の中をせせりながら、「またこの寒いにお前どこかに出けるのけえ」 というのを聞き流しにして清逸は家を出た。
有島武郎 星座 青空文庫
静かな台所でことことと音のするのを便りに其処の戸を開けてみると、ファニーが後ろ向きになって洗い物をしていた。
有島武郎 フランセスの顔 青空文庫
「いいや、赤い」「なに、黒いのだ」「白いものとも」「青いばかりだ」 と、後ろ向き同志の四羽の小鳥たちの始めた、この争いは、果しもありません。
岡本かの子 トシオの見たもの 青空文庫
婆やは後ろ向きのかやをじっっと抱いたまま、眼を瞑って、暫らく湯加減を味って居た。
岡本かの子 かやの生立 青空文庫
」 加世子は黙って天井を見詰め、むっちりした白い手を出して、指先で頭をかいていたが、またごそごそ身動きをしたと思うと、今度は後ろ向きになって眠った。
徳田秋声 縮図 青空文庫
四 その固い表情に、木崎はふと女を感じながら、夜具を敷こうとすると、娘ははっとしたように飛び上って、部屋の隅へ後ろ向きに立った。
織田作之助 土曜夫人 青空文庫
わたくし達は、三分間後ろ向きに歩いて、八十銭の賃金を貰う労働者です。
織田作之助 土曜夫人 青空文庫
作例 · 標準
例句
2
標準
backward-looking
作例 · 標準
例句