蠅
はえ異読 ハエ
名詞頻度ランク #2691 · 青空 2285 例
標準
fly (any insect of infraorder Muscomorpha)
文例 · 用例
――額をみ給へ――一度は神も客観してやりました――不合理にも存在価値はありませうよだが不合理は僕につらい――こんなに先端に速度のある自棄 々々 々々下駄の歯は僕の重力を何といつて土に訴へます「空は興味だが役に立たないことが淋しい――精神の除外例にも物理現象に変化ない」ガラスを舐めて蠅を気にかけぬ
— 中原中也 『(古る摺れた)』 青空文庫
だがその次が出て来ないので、今しがた飛び込んで来て彼の頭の上を飛び廻り飛び交つてゐる二匹の蠅が気になり始めた。
— 中原中也 『医者と赤ン坊』 青空文庫
そこで蠅打を取つてピシヤリと一匹を打つた。
— 中原中也 『医者と赤ン坊』 青空文庫
慌てるやうに蠅打を手放すと、「彼奴は……」と再び両手で額を支へて考へ込んだ。
— 中原中也 『医者と赤ン坊』 青空文庫
」 蠅が自分を障子にブツ突ける音がパタツとした。
— 中原中也 『耕二のこと』 青空文庫
肉親は五月蠅い、と思はず、何時もながら痛感した。
— 中原中也 『その頃の生活』 青空文庫
開けさせたくはないが開けて貰へば少しでも五月蠅さが減るだらう。
— 中原中也 『その頃の生活』 青空文庫
「俺の感傷が俺を五月蠅くするのだ。
— 中原中也 『その頃の生活』 青空文庫
作例 · 標準
一匹のしつこい蠅が部屋の中をブンブンと飛び回っており、気になって読書に全く集中できない。
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ゴミ箱の周りに蠅がたからないよう、生ゴミはしっかりと袋の口を縛ってから捨てるようにしている。
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蠅を追い払おうと適当に手を振ってみたが、空中で器みにかわされ、嘲笑われているような気分になった。
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標準
person of no worth
作例 · 標準
「あんな奴は社会の蠅のような存在だ、一刻も早く排除しなければならない」と独裁者は冷酷に言い放った。
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権力に群がり、おこぼれを貰おうとする連中を、彼は蠅のように忌み嫌い、決して近づこうとはしなかった。
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かつての英雄も、今では酒に溺れ、周囲から蠅のように扱われる惨めな生活を送っている。
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