綴じる
とじる
動詞-一段動詞-他動詞
標準
to bind
文例 · 用例
初めて小謡を習いに行くと、翁は半紙を一帖出して自分で紙縒をひねって綴じる。
— 夢野久作 『梅津只圓翁伝』 青空文庫
糸でかがり合せるのでなく、針金で綴じるのであるが、ぞんざいなやり方の場合は、釘を表裏から打ちつけて固定する。
— 恩地孝四郎 『書籍の風俗』 青空文庫
どうするのかと聞いたら、田舎の親に見せるのだといったそうですが、また器用な人で、表紙を附けて綴じるのなどが楽しみでもあるらしく、「そんなことはよしたらよかろう」と、何度いってもやめなかったとの事です。
— 小金井喜美子 『鴎外の思い出』 青空文庫
その当時の書籍の一体裁として綴じるのに絹糸を以てする綴じ方の本がありましたがその「釈元恭」なる本もそういう体裁を持っていました。
— 国枝史郎 『雑草一束』 青空文庫
その中の広告文の印刷してない、裏側の方が真白な紙をえらんで、裏側を表に二つ折りにしたやつを三拾枚なり四拾枚なりまとめて綴じると、定数台帳が一冊分出来上るのである。
— 小山清 『おじさんの話』 青空文庫
全部で五十ページほどあるが、筆者は綴じる作業をしていない。
— The Man Called Gilray 『ギルレイ』 青空文庫
町の諸門をとじる合図の鐘は二時間も前に鳴ったので、コルソに集って売買に忙がしかった村の人々の声高な騒ぎも聞こえず、軒なみの店ももう仕舞って寝しずまったらしい。
— 有島武郎 『クララの出家』 青空文庫
然し、靴をぬいで腰掛の上に坐り、車窓にもたれて眼をとじると、いつの間にか、人相の悪い人のことなど忘れてしまって、頭は母のことで一ぱいになった。
— 小酒井不木 『猫と村正』 青空文庫
標準
to finish (a dish) by pouring beaten egg into the broth
標準
to sew up