胃酸
いさん
名詞
標準
stomach acid
文例 · 用例
私は胃酸が込み上げて来さうで仕方がない。
— 中原中也 『夏の夜の話』 青空文庫
胃酸過多の人間も老境に入ると自然と胃液の分泌が減るにつれ進んで酢の気を好もしくなると言います。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
吉田といふ男は、事務に追はれてゐないと、胃酸過多の胃が、消化すべきものを有たない時の状態みたいになつて、とかく他人との間に摩擦を起すやうだ。
— 中島敦 『かめれおん日記』 青空文庫
もう大抵の読者は胃酸過多になっているらしい。
— 夢野久作 『路傍の木乃伊』 青空文庫
激烈な胃酸過多症に襲はれて、飲酒への沈湎を断念しなければならなかつたこともある。
— 牧野信一 『熱い風』 青空文庫
法螺忠は何か一言云ふと、あははと馬のやうに大きな黄色の歯をむき出して笑ひ、それに伴れてゲーツ、ゲーツと腹の底から込みあげる蒸気のやうなゲツプを遠慮会釈もなく放出して「どうも胃酸過多のやうだ。
— 牧野信一 『鬼涙村』 青空文庫
法螺忠は何か一言いうと、あははと馬のように大きな黄色の歯をむき出して笑い、それにつれてゲーッ、ゲーッと腹の底から込みあげる蒸気のようなゲップを遠慮会釈もなく放出して「どうも胃酸過多のようだ。
— 牧野信一 『鬼涙村』 青空文庫
胃酸に逢えば化学変化を起して分らなくなる。
— 海野十三 『流線間諜』 青空文庫
作例 · 標準
食べ過ぎやストレスが原因で胃酸が過剰に分泌され、ひどい胸焼けに襲われた。
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「うっ、胃酸が上がってきて口の中が酸っぱいよ。」
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胃の粘膜を保護し、胃酸の過剰な働きを抑える薬を処方してもらった。
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胃酸は強力な酸性によって食物を消化するだけでなく、混入した細菌を殺菌する役割も果たしている。
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