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蒸発皿

じょうはつざら
名詞
1
標準
evaporating dish
文例 · 用例
(昭和八年一月『婦人公論』)(『蒸発皿』への追記)この記事が縁となって、重兵衛さんの次男の亀さんからの消息に接することが出来た。
寺田寅彦 重兵衛さんの一家 青空文庫
なお拙著「蒸発皿」に収められた俳諧や連句に関する所説や、「螢光板」の中の天災に関する諸編をも参照さるれば大幸である。
寺田寅彦 日本人の自然観 青空文庫
粉の輪で思い出すのは、蒸発皿である種の塩類の溶液を煮詰めて蒸発させる時に、溶液の干上がるに従って、液面が周囲の器壁に接する境界線の所に、粉状の塩の土手ができる。
寺田寅彦 自然界の縞模様 青空文庫
……強暴性の精神病患者ですから、この部屋はこれまでに……」   第七話 蠅に喰われる 机の上の、小さな蒸発皿の上に、親子の蠅が止まっている。
海野十三 青空文庫
私はその妻楊子の尖端を、蒸発皿の方へ動かした。
海野十三 青空文庫
[実験] 一定の測定した量の水を既知の重量の白金または銀の蒸発皿に入れ、180度(摂氏82度)蒸気浴上で殆ど乾燥するまで水を蒸発させ、最後に蒸発皿を砂浴に移して、物質を完全な乾燥状態にする。
A TREATISE ON ADULTERATIONS OF FOOD, AND CULINARY POISONS 食品の混ぜ物処理および調理の毒物(1820) 青空文庫
白金蒸発皿の重量は既知なので注意深く測定すれば良い。
A TREATISE ON ADULTERATIONS OF FOOD, AND CULINARY POISONS 食品の混ぜ物処理および調理の毒物(1820) 青空文庫
この話は『蒸発皿』の「夏目漱石先生の追憶」の中に寺田先生自身も書かれているので確かな話と思われる。
中谷宇吉郎 「光線の圧力」の話 青空文庫
作例 · 標準
化学の実験で、食塩水から塩を取り出すために蒸発皿に入れて加熱した。
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白い陶器製の蒸発皿には、水分が飛んだ後に微細な結晶が残っていた。
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加熱しすぎると蒸発皿が割れる恐れがあるため、ガスバーナーの火力を慎重に調整する。
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