皮質
ひしつ
名詞頻度ランク #30348 · 青空 27 例
標準
cortex
文例 · 用例
深刻なモラールやフィロソフィーなどの薬味がきき過ぎて、大いに考えさせられたりひどく感心させられたりするようだと、大脳皮質のよけいな部分の活動に牽制されて、泣くことの純粋さがそこなわれることになる。
— 寺田寅彦 『自由画稿』 青空文庫
こんな空想がいろいろ起こし得られるが、しかし、笑っているときと泣いているときとで大脳皮質その他の中枢における化学成分やイオン濃度の変化などを実験する事は困難であろうし、さればと言って泣きも笑いもしないねこや犬で試験するわけにも行かない。
— 寺田寅彦 『自由画稿』 青空文庫
国の境や距離の重みが薄れ、望むなら、地球の上の誰とでも大脳皮質を直結できるようになるだろう。
— 富田倫生 『本の未来』 青空文庫
頭蓋骨を明けてみて落語の「ら」の字が大脳皮質に染み込んでいなければ、どんな口振りで何を喋ろうが、現住所をどこにおいていようが、そいつが田舎者であることに間違いはない。
— 富田倫生 『青空のリスタート』 青空文庫
だが、ウイルスに大脳皮質まで冒されたオレには、もう一つ越えるべきハードルが残されていた。
— 富田倫生 『青空のリスタート』 青空文庫
学校を蹴飛ばした後の古川の歩みはそのままパーソナルコンピューターの歴史と重なり合っており、大脳皮質のしわに技術とそれを支えた時代背景の情報をたっぷりと刻み込んだ彼の言葉のマシンガンは、銃弾切れを知らない。
— 富田倫生 『青空のリスタート』 青空文庫
知覚と思惟の要素たる心像とは、外より見れば、一は外物より来る末端神経の刺戟に基づき、一は脳の皮質の刺戟に基づくというように区別ができ、また内から見ても、我々は通常知覚と心像とを混同することはない。
— 西田幾多郎 『善の研究』 青空文庫
医者は由良の脳病の原因を疲労の結果だというのだが、とにかく満ち溢れていた水を使い尽してしまった後に起るあの空虚な皮質ばかりを、露骨に頭脳は絶えずがんがんと感じるのだ。
— 横光利一 『馬車』 青空文庫
作例 · 標準
大脳皮質は思考や記憶、言語などの高度な精神活動を司っている。
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腎臓の皮質部分には、血液を濾過するための糸球体が密集している。
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副腎皮質から分泌されるホルモンは、体内の塩分バランスを調節する。
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