商品切手
しょうひんきって
名詞
標準
merchandise certificate
文例 · 用例
正面の階段の上り口の左側に商品切手を売る所がある。
— 寺田寅彦 『丸善と三越』 青空文庫
一度これを忘れればすべての教育は蓄音機や活動写真で代用する事ができるようになると同時に、教育の効果はその場限りの知識の商品切手のようなものになる。
— 寺田寅彦 『蓄音機』 青空文庫
葬式があれば故人の知人を装うて葬儀場や告別式場に行き、良い加減な名刺一枚で、会葬御礼のパンや商品切手を貰う常習犯で、被害は数千円に達しているということだった。
— 織田作之助 『放浪』 青空文庫
葬式があれば知人を装うて葬儀場や告別式場に行き、良い加減な名刺一枚で、会葬御礼のパスや商品切手を貰う常習犯で、被害は数千円に達しているということだった。
— 織田作之助 『放浪』 青空文庫
もっとも家内の心づけ、出ず入らずに、なにがしの商品切手というのを、水引で袱紗で懐中にして、まじまじ、そこに控えている年配の男をついでにお察し下さるように―― で、酌人は酌人、ひらひらか、ちらちら、として、さてお肴、が、何分刺身はあやまる。
— 泉鏡花 『雪柳』 青空文庫
そこで、某名流婦人の意見の如く「商品切手」の代りに「愛国公債」にしてはといふ案も出るわけである。
— 岸田國士 『お中元』 青空文庫
私の考へでは、近来、お義理だの、附け届けだのと云つて、むやみに贈答がふえ、贈答品売場などといふ大それた札まで出すところがあり、それのみならず、進物用の商品切手といふ不都合な代物まで登場したのには、ひとつの理由があると思ひます。
— ――力としての文化 第二話 『日本文化の特質』 青空文庫
地元の商店で多少ともその打撃を受けないものはなかったが、中村屋(当時売上げ月二万円程度)でも、月額千円に上った商品切手が全く出なくなり、その他の売上げにおいておよそ二千円を減じ、合わせて三千円の激減を見た。
— ――所信と体験―― 『一商人として』 青空文庫
作例 · 標準
お中元の返礼品として百貨店の商品切手を頂いたので、これを使って自分へのご褒美に少し高いワインを購入した。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
かつては金券の代わりとして重宝されていた商品切手だが、デジタル決済の普及に伴い、最近は利用者が減少している。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
「この商品切手には有効期限がございますので、忘れて失効させてしまう前にぜひお早めにご利用ください」
幻辭AI · gemini-3-flash-preview