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光束

こうそく
名詞
1
標準
luminous flux
文例 · 用例
強い光束が低い雲の底面を撫でてぐるりと廻るのが見える。
寺田寅彦 札幌まで 青空文庫
誰か旧|魚河岸の方の側で手鏡を日光に曝らしてそれで反射された光束を対岸のビルディングに向けて一人で嬉しがっているものと思われた。
寺田寅彦 異質触媒作用 青空文庫
このいたずらの面白味は「光束」という自由自在の「如意棒」を振廻わして、人間に手の届かぬ空間の好きなところへ探りを入れ引掻き廻わし得られるところにある。
寺田寅彦 異質触媒作用 青空文庫
このいたずらを利用したものの例としては三角測量の際に遠方の三角点から光の信号を送るへリオトロープがあり、その他色々な光束が色々の信号に使われるのは周知のことである。
寺田寅彦 異質触媒作用 青空文庫
それで課長殿が窓際へ行って信号の出処を見届けようとしても、光束が眼を外れると鏡は見えなくなり、眼に当れば眩惑されるので、もしも相手が身体を物蔭に隠して頭と手先だけ出してでもいればなかなか容易に正体を見届けることは困難であろうと想像される。
寺田寅彦 異質触媒作用 青空文庫
「モナリザの失踪」という映画に、ヒーローの寝ころんで「ナポレオンのイタリア侵入」を読んでいる横顔へ、女がいたずらの光束を送るところがあったようである。
寺田寅彦 異質触媒作用 青空文庫
ガス体の分子やエレクトロンの集団あるいは光束の集合場において各個部分の状態を論ぜんとしても普通の「時」を使う力学は役に立たなくなる場合がある。
寺田寅彦 時の観念とエントロピーならびにプロバビリティ 青空文庫
プランクはさらにこれを無限な光束の集団に拡張して有名な輻射の方則を得たのは第二の進歩であった。
寺田寅彦 時の観念とエントロピーならびにプロバビリティ 青空文庫
作例 · 標準
新しいプロジェクターを導入したところ、光束が強くなったおかげで昼間の明るい会議室でも映像が鮮明だ。
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ルーメンという単位は、光源から放たれる全方向への光束の総量を表す指標として使われる。
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照明器具を選ぶ際は、消費電力だけでなく、実際の明るさを左右する光束の値をチェックすることが重要だ。
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2
標準
pencil (of light)
作例 · 標準
レンズで集光された鋭い光束が、真っ暗な舞台の上に立つ主役の俳優をドラマチックに照らし出した。
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雲の切れ間から一筋の光束が差し込み、まるで天から神光が降りてきたかのような神々しい光景だった。
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レーザーポインターから放たれる細い光束は、遠くの壁にある小さな点を的確に指し示している。
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ウィキペディア

光束 とは、光の明るさを表す物理量である。SI単位はルーメン 、またはカンデラステラジアン が用いられる。光束は人間の感じる量を表す心理物理量のひとつである。

出典: 光束 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0