浮かれる
うかれる
動詞-一段動詞-自動詞
標準
to make merry
文例 · 用例
――大師匠だと恐入っても、その場の事は察し入っても、飲んだ酒にも酔えば、娘子には浮かれるわ……人間ですもの。
— ――(前題――楊弓) 『ピストルの使い方』 青空文庫
花と酒、君も浮かれる春の季節に、たのしめ一瞬を、それこそ真の人生だ!
— RUBA'IYAT 『ルバイヤート』 青空文庫
さあ者ども、うんと浮かれるがいいぞ、おれたちの祭りが来たのだ!
— VECHERA NA HUTORE BLIZ DIKANIKI 『ディカーニカ近郷夜話 後篇』 青空文庫
○レビゾールに間違われるフレスターコフにロイド目鏡をかけさせ、世紀末的にひょろ長い体の線を強調させ、蜘蛛のように馬鹿馬鹿しく陰鬱で、皆がこの若者を中心にして浮かれるところ、音楽を入れて、妙に複雑なゴーゴリの雰囲気を出した。
— 一九二七年(昭和二年) 『日記』 青空文庫
さびしさに浮かれる風狂の士か。
— 第二部下 『夜明け前』 青空文庫
弱虫ばっかりそろっていて――」 丹波の苦笑の顔を、月に浮かれる夜烏の啼き声が、かすめる。
— こけ猿の巻 『丹下左膳』 青空文庫
が、上方の人は端の思はくに頓着しないで、浮かれる時は老若男女が體裁を構はず浮かれ拔くのが常であるから、此のあたりではこんな姿もさほど珍しくはないのであらう。
— 谷崎潤一郎 『二月堂の夕』 青空文庫
宵のうちから、いつもになく浮かれるとか、はしやぐとか、萎れてゐるとか、心配さうにしてゐたとか――」「いえ、そんなことはありません」 平次の問ひを、母親のお組は強く否定しました。
— 矢取娘 『錢形平次捕物控』 青空文庫
作例 · 標準
例句