置物
おきもの
名詞頻度ランク #20858 · 青空 190 例
標準
ornament
文例 · 用例
じっさいあのまっしろなプクプクした、玉髄のやうな、玉あられのやうな、又|蛋白石を刻んでこさへた葡萄の置物のやうな雲の峯は、誰の目にも立派に見えますが、蛙どもには殊にそれが見事なのです。
— 宮沢賢治 『蛙のゴム靴』 青空文庫
じっさいあのまっしろなプクプクした、玉髄のような、玉あられのような、又蛋白石を刻んでこさえた葡萄の置物のような雲の峯は、誰の目にも立派に見えますが、蛙どもには殊にそれが見事なのです。
— 宮沢賢治 『蛙のゴム靴』 青空文庫
この主婦の亡夫は南洋通いの帆船の船員であったそうで、アイボリー・ナッツと称する珍しい南洋産の木の実が天照皇大神の掛物のかかった床の間の置物に飾ってあった。
— 寺田寅彦 『海水浴』 青空文庫
それが可厭ならお止しだけれど、極った人が出来た上は、片時も、寝衣で胡坐かいた獣なんぞ、備前焼の置物だって身のまわり六尺四方は愚なこと、一つ内へは置けないから、即座帰れ。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
雲は光って立派な玉髄の置物です。
— 宮沢賢治 『チュウリップの幻術』 青空文庫
三間に七間程もあらうかと思はれる可なり細長い部屋の廻りは本箱やら、飾棚やらが不秩序に押し並んで居て、一一記憶に残る程の品物ではないが、雑然としてあちこちに置かれてある置物や豹の皮や、時計や花瓶などが、彼の交際範囲を説明するに十分参考になるものであつた。
— 平出修 『公判』 青空文庫
作は大仕掛な、床の間の置物で、……唐草高蒔絵の両柄の車、――曳けばきりきりと動くんです。
— ――(前題――楊弓) 『ピストルの使い方』 青空文庫
遠くの方に堤防の下の石垣の中ほどに、置物のようになって、畏って、猿が居る。
— 泉鏡花 『化鳥』 青空文庫
作例 · 標準
例句
標準
figurehead
作例 · 標準
例句
ウィキペディア
置物 とは、「展示用の装飾」ないしは「装飾された物」を意味する日本語の語句である。床の間や仏壇に置かれることが多い。
出典: 置物 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0