打ち切る
うちきる
動詞-五段-ラ行動詞-他動詞頻度ランク #30703 · 青空 247 例
標準
to stop
文例 · 用例
彼は、もう陳が、話を打ち切るか、打ち切るか、と、一分間を十時間ほどに長く感じながら入口に行った。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
哲学はその後に生れてくるものなんだ」 西山は軽薄という言葉を聞くと癪にさわったが、柿江の長談義を打ち切るつもりで威かし気味にこういった。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
島野二三夫は林檎の唄がすんでから、文若を相手に、ケッセルの「昼顔」という小説の話をしていたが、途中で話を打ち切ると、君勇をつかまえて、「君、一緒に歌うたおうか」「へえ、歌いまひょ」「何うたおう。
— 織田作之助 『それでも私は行く』 青空文庫
「……この家にこの鼓が御座いますことは、とっくに承わっておりましたが、その鼓に呪われてこのような淋しい身の上になりまして……その上にこのような不思議な……御縁になりましょうとは……」「わかりました」と私は自分の感情に堪え得ないで、それを打ち切るように云った。
— 夢野久作 『あやかしの鼓』 青空文庫
ところが、その使ひは意外にも今後北井家では修一さんとの交際を打ち切ることにしたから悪しからずといふ縁談の断りに来たのだつた。
— 織田作之助 『六白金星』 青空文庫
鳴らして通る汽笛は、短い打ち切るような性急な音間の抜けた余韻を持たぬ音。
— 佐左木俊郎 『汽笛』 青空文庫
インターフェロンを打ち切ることになった直後、書きかけの後書きは捨てようと決めました。
— 富田倫生 『本の未来』 青空文庫
編集部にいちゃもんを付けて実際に打ち切る前に、オレの中でこの連載はすでに終わりかけていた。
— 富田倫生 『青空のリスタート』 青空文庫