生日
せいじつ異読 うまれび
名詞
標準
birthday
文例 · 用例
アカチーン街の語学の先生の誕生日に、何か花でも贈り物にしたいと思って、アポステル・パウルス・キルヘの前のけちな花屋へ寄って、あれかこれかと物色した末に買ったのがこの花であった。
— 寺田寅彦 『病室の花』 青空文庫
其処に行ってから三日目に、この家で決めてある父母の誕生日が来た。
— 有島武郎 『フランセスの顔』 青空文庫
其の年押詰つて師走の幾日かは、當邸の御前、服部式部どの誕生日で、邸中とり/″\其の支度に急がしく、何となく祭が近づいたやうにさゞめき立つ。
— 泉鏡太郎 『片しぐれ』 青空文庫
時に御新姐は日が短い時分の事、縁の端近へ出て、御前の誕生日には夫が着換へて出ようと云ふ、紋服を、又然うでもない、しつけの絲一筋も間違はぬやう、箪笥から出して、目を通して、更めて疊直して居た處。
— 泉鏡太郎 『片しぐれ』 青空文庫
其の年寛政十|年、押詰つて師走の幾日かは當邸の御前服部式部どの誕生日とあつて、邸中が、とり/″\其の支度に急がしく何となく祭が近いたやうにさゞめき立つ。
— 泉鏡太郎 『二た面』 青空文庫
其の時御新造は日が短い時分の事、縁の端近へ出て、御前が誕生日には着換へて出ようと云ふ、紋服を、又然うでもない、しつけの絲一筋も間違ひのないやうに、箪笥から出して、目を通して、更めて疊み直して居る處。
— 泉鏡太郎 『二た面』 青空文庫
最う其の門を出はなれて、やがて野路へ掛る處で、横道から出て前へ來て通る車の上に、蒋生日頃大好物の、素敵と云ふのが乘つて居た。
— 泉鏡太郎 『麥搗』 青空文庫
で、彼等は平生日光を見ない穴の中に隠れ棲んでいて、暗い夜になると窃かに出て歩く。
— 岡本綺堂 『飛騨の怪談』 青空文庫
作例 · 標準
祖父の百歳の誕生日(生日)を祝うため、親戚一同が久しぶりに一堂に会した。
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古くからの風習で、生日には小豆を炊いて近所に配る習慣が残っている。
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彼女の生日がちょうど桜の満開の時期と重なり、とても華やかなお祝いになった。
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