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韋編

いへん
名詞
1
標準
leather cord
文例 · 用例
韋編三度絶つというほどでもないが、とにかく『遊塵』を一冊ぼろぼろにして、やっとあれを書き上げた次第である。
――『日本のこころ』を囲って―― 身辺雑記 青空文庫
易を読み、韋編三たび絶つ。
和辻哲郎 孔子 青空文庫
このことが真であるならば、易を読み韋編三たび絶つ、などとは司馬遷の時代の儒家の事であって、孔子の事ではなくなる。
和辻哲郎 孔子 青空文庫
ヘルンはそれがたいへん気に入り、『面白いの音』といいながら、頬をふくらして、ボオボオと吹き鳴らしては、また『いかに面白い』といって吹き続けた。
室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 小泉八雲の家庭生活 青空文庫
言葉より他になかったとしたなら、この全体主義哲学は、その認識論に於いて、たいへん苦労をしなければなるまい。
太宰治 多頭蛇哲学 青空文庫
このたび私の「惜別」が橋になって、あなたから長いお手紙をいただきましたが、私は、たいへんうれしかった。
太宰治 返事 青空文庫
せめて、妹さえ丈夫でございましたならば、私も、少し気楽だったのですけれども、妹は、私に似ないで、たいへん美しく、髪も長く、とてもよくできる、可愛い子でございましたが、からだが弱く、その城下まちへ赴任して、二年目の春、私二十、妹十八で、妹は、死にました。
太宰治 葉桜と魔笛 青空文庫
不思議なくらいに顕著なおでこと、鉄縁の小さな眼鏡とたいへんなちぢれ毛と、尖った顎と、無精鬚。
太宰治 ダス・ゲマイネ 青空文庫
作例 · 標準
博物館に展示されている古い書物は、綴じ紐である韋編が擦り切れていた。
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その古文書は、革の紐、すなわち韋編で竹簡がまとめられていた。
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彼は書庫の奥から、韋編のほつれた一冊の古典籍を見つけ出した。
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