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獄吏

ごくり
名詞
1
標準
jailer
文例 · 用例
そのユーモアの一つは「錆びついた心」を持つた獄吏の戲畫的な存在である。
梶井基次郎 『新潮』十月新人號小説評 青空文庫
實際子を思ふ至情からであるのだが、それが富之助には獄吏の笞かと思はれるのであつた。
木下杢太郎 少年の死 青空文庫
我が投ぜられたる獄室は世の常の獄室とは異なりて、全く我を孤寂に委せり、古代の獄吏も、近世の看守も、我が獄室を守るものにあらず。
北村透谷 我牢獄 青空文庫
彼等は我に対しては獄吏と見ゆれども、或一部の人には天使の如くにあるなり、彼等が人々を折檻する時に、人々は無上の快楽を感ずるなり、我眼曇れるか、彼等の眼|盲ひたる乎、之を断ずる者は誰ぞ。
北村透谷 我牢獄 青空文庫
多分獄吏の中の誰かが、健気な少年連の態度に心を動かして同情していたのであろう。
夢野久作 近世快人伝 青空文庫
明治十八年十二月十九日大阪警察本署において大阪府警部補 広沢鉄郎 印 かく冗長なる述懐書を獄吏に呈して、廻らぬ筆に仕たり顔したりける当時の振舞のはしたなさよ。
福田英子 妾の半生涯 青空文庫
四 獄吏の真相 妾が在獄中別に悲しと思いし事もなく浮かと日を明かし暮らせしも無理ならず。
福田英子 妾の半生涯 青空文庫
また、元和の末年に李夷簡という人が蜀の役人を勤めていたとき、蜀の町に住む趙高という男は喧嘩を商売のようにしている暴れ者で、それがために幾たびか獄屋に入れられたが、彼は背中一面に毘沙門天の像を彫っているので、獄吏もその尊像を憚って杖をあてることが出来ない。
酉陽雑爼(唐) 中国怪奇小説集 青空文庫
作例 · 標準
囚人は、獄吏の監視下で、最低限の運動を許されていた。
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彼は、長年の務めを終え、厳格だった獄吏を引退した。
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獄吏は、新しく入ってきた囚人に、牢獄の規則を説明した。
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