牢番
ろうばん
名詞
標準
prison guard
文例 · 用例
そこで、今の鰻の一件だが、娑婆で六百文くれえの鰻飯だって、それが牢内へはいるとなりゃあ、牢番たちによろしく頼まなけりゃあならねえから、べらぼうに高けえ物になって、まず一杯が一両ぐれえの相場だろう。
— 大阪屋花鳥 『半七捕物帳』 青空文庫
が、一間も隔っている檻へ、いかにして差し入れようかと考えていると、老人の牢番が、それを受けついで渡してくれた。
— 菊池寛 『船医の立場』 青空文庫
」「それから、この牢番の青っぽうだ。
— 左刺しの匕首 『右門捕物帖』 青空文庫
牢番の者が三人もちゃんと目をさらにしていたのに、いつのまにか消えちまったっていうんだからね、もうお番所は上を下への騒ぎでさあ」「じゃ、むろんあばたの大将おおあわてだな」「おおあわても、おおあわても、血の色はござんせんぜ。
— 卍のいれずみ 『右門捕物帖』 青空文庫
破牢当時の状態と、その罪状履歴をまずもって洗うことが第一のなすべき順序でしたから、さっそくにその夜当直だった牢番の者三人について、証跡収集に取りかかろうといたしました。
— 卍のいれずみ 『右門捕物帖』 青空文庫
どやつか牢番に鼻薬をかがして、清め塩を盛らしたんだろうよ」「じゃ、破牢罪人の野郎め、そのすきになんか細工をしやがったんですね」「穴も掘らず、壁も破らずに破牢したっていや、牢役人どもとぐるでのことか、でなきゃ死骸を運び出すときに細工したとしか、にらみようがねえじゃねえか。
— 卍のいれずみ 『右門捕物帖』 青空文庫
だから、あっしも食ってかかったらね、下人が何を生意気なことぬかすんだとおっしゃって、せっかくあっしがつかまえた非人を腕ずくで横取りしたんですよ」「じゃ、あばたの野郎も、牢番の者から寝棺のことを聞き込んだんだな」「だろうと思うんですがね。
— 卍のいれずみ 『右門捕物帖』 青空文庫
舞台はバテレン信徒を押し込めてある牢屋の場面で、八重子の華魁や、牢番や、侍が並んでいる。
— 林芙美子 『新版 放浪記』 青空文庫
作例 · 標準
牢番は、囚人たちが脱走しないよう、夜通し厳重に見張りをしていた。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
その物語では、心優しい牢番が、無実の罪で投獄された主人公にこっそり食事を差し入れる。
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彼は牢番を殴って気絶させ、その隙に鍵を奪って牢獄から逃げ出した。
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