朝家
ちょうか
名詞
標準
the imperial family or household
文例 · 用例
将門背走相防ぐ能はざるの間、良兼の為に人物を殺損奪掠せらるゝの由は、具さに下総国の解文に注し、官に言上しぬ、爰に朝家諸国に勢を合して良兼等を追捕す可きの官符を下され了んぬ。
— 幸田露伴 『平将門』 青空文庫
ところが、今朝家人がえさを取り替える際に、ちょっとの不注意で、せっかくのこの楽しみを再び空に遁してしまった。
— 寺田寅彦 『柿の種』 青空文庫
源氏にも朝家の政治に携わる上に心得ていねばならぬことをお教えになり、東宮をお援けせよということを繰り返し繰り返し仰せられた。
— 榊 『源氏物語』 青空文庫
しかるに当時最勝|会を宮中法事の第一とし、天平九年冬十月最勝会を大極殿に啓く、その儀元日に同じというほどで(『元亨釈書』二の「釈道慈伝」)、二経の内『最勝王経』を特に朝家が尊んだので、『法華経』凝りの徒がこれに抗して瓢より米が出た話を作って、かの経が『最勝王経』に勝ると張強したのだ。
— 犬に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
わたしは毎朝家を出て、夕方でなければ帰って来ない。
— 岡本綺堂 『綺堂むかし語り』 青空文庫
今朝家を出た時の如く、不景気な橇に賃して四時頃此姉が家に着いた。
— 小樽より釧路まで 『雪中行』 青空文庫
朝家へ入って来ると、女は興奮したような顔をして火鉢の前に坐っていた。
— 徳田秋声 『黴』 青空文庫
「念仏まふさん人々は、わが御身の料はおぼしめさずとも、朝家の御ため、国民のために、念仏をまふしあはせたまひさふらはば、めでたふさふらふべし。
— 三木清 『親鸞』 青空文庫
作例 · 標準
古来より、朝家は国の象徴として崇敬されてきた。
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朝家の権威は、時代と共に変化してきた歴史がある。
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「あの絵巻物には、壮麗な朝家の様子が描かれている。」と学芸員は解説した。
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