楽想
がくそう
名詞
標準
theme
文例 · 用例
私は琴にその楽想を選ぶことを任せて、琴が伯牙か伯牙が琴か、ほんとうに自分にもわかりませんでした。
— 茶の本 『茶の本』 青空文庫
しかしそれで、先刻の演奏中終止符近くになって、二つの提琴が弱音器をつけた――そのいかにも楽想を無視している不可解な点に、法水が強い執着を持っているのが判った。
— 小栗虫太郎 『黒死館殺人事件』 青空文庫
実際その中には、庭を眺めながらあの好きな場所にいる時、頭に浮かんできた楽想が、展開されていた。
— JEAN CHRISTOPHE 『ジャン・クリストフ』 青空文庫
しかし事実をいえば、その楽想が浮かんだのは、ミンナとケリッヒ夫人とを見た夕――(彼はどういうわけかむりにそうだと思い込もうとしていたが)――ではなくて、それ以前の幾多の夕にであった。
— JEAN CHRISTOPHE 『ジャン・クリストフ』 青空文庫
そしてその作品の構図を思いつくや否や、楽想は湧然として湧いてきた。
— JEAN CHRISTOPHE 『ジャン・クリストフ』 青空文庫
ある楽想が頭につきまとっていた。
— JEAN CHRISTOPHE 『ジャン・クリストフ』 青空文庫
なお楽想が踊りつづけていた。
— JEAN-CHRISTOPHE 『ジャン・クリストフ』 青空文庫
きわめて熟練した耳にとっては、一筋の楽想を見出すことも、また何か楽想があると想像することも、まったく不可能だった。
— JEAN-CHRISTOPHE 『ジャン・クリストフ』 青空文庫
作例 · 標準
作曲家は、新しい曲の楽想を求めて森の中を散策した。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
この絵画からは、ベートーヴェンの第九に似た壮大な楽想を感じる。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
彼の作品は、日本の伝統音楽から得た楽想が随所にちりばめられている。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
指揮者は、この楽想をどのように表現するかについて、団員たちと熱心に議論した。
幻辭AI · gemini-2.5-flash