稲荷信仰
いなりしんこう
名詞
標準
cult of Inari
文例 · 用例
主人は平素|稲荷信仰なれば大いに喜び、座敷へ通して饗応したれば、その者は、「今夜の御礼として、この裏通りに稲荷堂がある。
— 井上円了 『おばけの正体』 青空文庫
稲荷信仰のこと 辻川の部落の中ほどを、南北に貫いた堰溝については、前にもちょっと語ったが、この溝に沿って下流に下ってゆくと、そこに小さな五、六坪ほどの森がある。
— 柳田国男 『故郷七十年』 青空文庫
いまではそれを中心に稲荷講も結ばれていると聞いたが、当時はほんの小さな祠であって、その森へのなつかしみが、稲荷信仰や、狐の研究に心を寄せるようになったもとであった。
— 柳田国男 『故郷七十年』 青空文庫
ところで、こうした各地の農村にある稲荷信仰は、もともと田の神への信仰から発生したものである。
— 柳田国男 『故郷七十年』 青空文庫
こうして田の神への信仰から発生した稲荷信仰が、後になって京都の東寺と結んで勢力を大きくしたこともあり、信仰を悪用した人々により、いわゆる狐つきという迷信をも生むに至ったのである。
— 柳田国男 『故郷七十年』 青空文庫
作例 · 標準
商売繁盛の神様として、多くの人々が「稲荷信仰」を深く信じている。
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江戸時代には、庶民の間で「稲荷信仰」が爆発的に広まった。
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地域によっては、「稲荷信仰」が農業とも結びつき、豊作を祈願する風習がある。
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狐は「稲荷信仰」において神の使いとされており、各地の神社に狐の像が置かれている。
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