手綱
たづな
名詞頻度ランク #26292 · 青空 1019 例
標準
reins
文例 · 用例
夜、み空はたかく、吹く風はこまやかに ――祈るよりほか、わたくしに、すべはなかつた……寒い夜の自我像きらびやかでもないけれどこの一本の手綱をはなさずこの陰暗の地域を過ぎる!
— 中原中也 『山羊の歌』 青空文庫
ボロ洋服を着た小學生が三人、一匹の眞白な野羊を荒繩の手綱で曳いて驅け※つてゐたが、どう思つたか自分が寫眞をとつて居る傍へ來て帽子を取つてお辭儀をした。
— 寺田寅彦 『伊香保』 青空文庫
」 達二は、牛の手綱をその首から解いて、引きはじめました。
— 宮沢賢治 『種山ヶ原』 青空文庫
また『春告鳥』に「御納戸と媚茶と鼠色の染分けにせし、五分ほどの手綱染の前垂」その他のことを叙した後に「意気なこしらへで御座いませう」といってある。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
血まみれになつた手綱をしつかり拳に握りしめたまま。
— ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 『旗手クリストフ・リルケ抄』 青空文庫
手綱が引かれて馬が止ると同時に防寒帽子の毛を霜だらけにした若いずんぐりした支那人がとびおりた。
— 黒島伝治 『国境』 青空文庫
二十四、五かと思われる屈強な壮漢が手綱を牽いて僕らの方を見向きもしないで通ってゆくのを僕はじっとみつめていた。
— 国木田独歩 『忘れえぬ人々』 青空文庫
ペーターの息子、イワン・ペトロウイチが手綱を取っている橇に、大隊長と副官とが乗っていた。
— 黒島伝治 『橇』 青空文庫
作例 · 標準
初めての乗馬体験で、馬の首を優しく叩きながら手綱をしっかり握りしめた。
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馬が急に走り出そうとしたので、慌てて手綱を引いて落ち着かせた。
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手綱を通じて馬の鼓動が伝わってくると、自分と馬が一体になったような気がした。
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標準
control
作例 · 標準
「新入社員たちの教育は、彼に任せておけばうまく手綱を取ってくれるだろう」
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自由奔放な性格の彼を、奥さんが見事な手綱さばきでコントロールしている。
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巨大な組織のリーダーには、個性の強いメンバーをまとめる手綱の引き方が求められる。
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