回春
かいしゅん
名詞
標準
return of spring
文例 · 用例
今は甲斐の自然が、人文の上に輝き始める回春期である、甲斐の文芸復興は、恐らくその洪大なる自然の上に打ち建てられるであろう。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
のみならずまた火山の噴出は植物界を脅かす土壌の老朽に対して回春の効果をもたらすものとも考えられるのである。
— 寺田寅彦 『日本人の自然観』 青空文庫
兵隊の尿の中から、回春の霊薬が析出されるそうであるが、映画で勇ましい軍隊の行進や戦闘の光景を見たり、またオリンピック選手やボクサーの活躍を、見たりしているといじけた年寄り気分がどこかへ吹っ飛んでしまってたとえ一時でも若返った気分になることはたしかである。
— 寺田寅彦 『映画と生理』 青空文庫
活動は人を若返らせる回春薬の最上の物である。
— 与謝野晶子 『姑と嫁について』 青空文庫
こういった、隆起に伴われて浸蝕されて行くことを、地形学上からは「回春」または「若返り」と呼んでおります。
— 三澤勝衛 『自力更生より自然力更生へ』 青空文庫
そうして、この回春現象は、まずその地方の河底部に現れて参ります。
— 三澤勝衛 『自力更生より自然力更生へ』 青空文庫
そういった遷急点が、その河身の中に幾ヶ所あるかということで、だいたいその地方の回春の因数を決定することもできます。
— 三澤勝衛 『自力更生より自然力更生へ』 青空文庫
またそういった回春現象は、ひとり河だけではなく、そこの河の両岸に、かの段丘地形となって現れて来ております。
— 三澤勝衛 『自力更生より自然力更生へ』 青空文庫
標準
rejuvenation
標準
recovery (from an illness)
ウィキペディア
回春(かいしゅん)とは、春が巡ってくることを指す言葉。
出典: 回春 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0