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必需品

ひつじゅひん
名詞
1
標準
necessities
文例 · 用例
併し序に言ふが、給料はといつたら、それはそれはお話にならないもので、女優の三分の一は十円乃至十五円といふ、彼等の必需品化粧料を買ふさへ出兼る程のそれだつたのである。
――飜弄さる 蜻蛉 青空文庫
たとえば前の柿の例にしても、贈って来た人の好意は全然引離して考えに入れず、柿よりも米、味噌、醤油の方が生活必需品としてより価値的だといった議論をしたり、また、贈り主の意だけ認め過ぎて、送ってくれるなら古草鞋|片足でもよいのだという議論は、只今の柿の贈物の実相には当て嵌りません。
岡本かの子 仏教人生読本 青空文庫
私からそれを言い出したのであったが、とにかく一家はそのつもりになって、穴を掘って食料を埋めたり、また鍋釜茶碗の類を一|揃、それから傘や履物や化粧品や鏡や、針や糸や、とにかく家が丸焼けになっても浅間しい真似をせずともすむように、最少限度の必需品を土の中に埋めて置く事にした。
太宰治 薄明 青空文庫
少し贅沢じゃないかな」「いや、贅沢といえば贅沢だが、しかしこりゃ僕の必需品なのだよ。
織田作之助 青空文庫
下田から一週間おきに燈臺通ひの船が出ることになってをり、その船で水から米、其他燈臺守たちの必需品を運ぶのであった。
島三題 樹木とその葉 青空文庫
それでも、債権者たちの好意で、親ゆずりの財産の残りがまだ少しあったので、それから上がる収入でひどい節約をしながらどうかこうか生活の必需品を手に入れ、余分なもののことなど思いもしなかった。
THE MURDERS IN THE RUE MORGUE モルグ街の殺人事件 青空文庫
台頭する低価格ソフトは「パーソナルコンピューターを一億人の必需品に変える」と吼えた 新宿の雑踏に紛れ込んだ田舎者を見つけるのは、幼稚園児の列に加わったジャイアント馬場を発見するよりたやすいことだ。
富田倫生 青空のリスタート 青空文庫
俺たちの必需品、闘ひのための品々、ブルジョア共の一切のゼイタク品を蹴飛ばし、頑張りの為めの必需品の配給を受ける。
―3― 小熊秀雄全集 青空文庫
作例 · 標準
海外旅行の際には、パスポートと航空券は必需品だ。
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キャンプでは、寝袋やランタンが必需品となる。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
彼は常にメモ帳とペンを携帯しており、それは彼の必需品だった。
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ウィキペディア

経済学において、必需品 とは、需要の所得弾力性が1未満の財のこと。

出典: 必需品 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0