小瓶
こびん
名詞頻度ランク #38208 · 青空 108 例
標準
small bottle
文例 · 用例
ざっと流して座敷に帰り、手早く旅行鞄を開きて、小瓶の中より絵具を取出し、好く顔に彩りて、懐中鏡に映し見れば、我ながらその巧妙なるに感ずるばかり旨々と一皮|被りたり。
— 泉鏡花 『活人形』 青空文庫
鶴原未亡人は立ち上って袋戸棚から洋酒の小瓶を取り出して来てふるえる手で私に小さなグラスを持たした。
— 夢野久作 『あやかしの鼓』 青空文庫
「……あたしね……聞いてちょうだい……ずっと前、長崎で西洋人の小間使いになっているうちに、ソッと毒薬の小瓶を盗んでおいたのよ。
— 夢野久作 『鉄鎚』 青空文庫
……可愛らしい瀬戸物の真黒な小瓶よ。
— 夢野久作 『鉄鎚』 青空文庫
売店で、かず枝はモダン日本の探偵小説特輯号を買い、嘉七は、ウイスキイの小瓶を買った。
— 太宰治 『姥捨』 青空文庫
奥ゆかしきは小瓶にさしたる淡紅の野茨の花、風吹けば香ひ散つて其主のほつれ髪をそよがすに、更に/\奥ゆかしきは一封の、披かば二十間もやありぬらむ、切手五枚も貼りたる厚き古手紙也。
— 石川啄木 『閑天地』 青空文庫
鞍馬法師は雄黄を鎔いて小瓶に入れ、富子の閨房へ往ってみると、枯木のような角の生えた雪のように白い蛇が三尺あまりの口を開け、紅の舌を吐いて室の中一ぱいになっていた。
— 雷峯怪蹟 『蛇性の婬』 青空文庫
そこへ麻酔剤やその他の薬品のようにして持込んであった小瓶は、実は皆んな血の色の絵具で、それを彼が気付かないうちに切口へ塗ることも亦容易であった。
— 佐左木俊郎 『三稜鏡』 青空文庫
作例 · 標準
実験室には、様々な試薬が入った小瓶が並んでいた。
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彼女は旅の記念に、美しい砂が入った小瓶を買った。
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薬を飲むために、水を入れた小瓶を携帯している。
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