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香華

こうげ異読 こうばな
名詞多音語
1
標準
flowers and incense (given as a Buddhist offering)
文例 · 用例
ああ故郷にあればいのち青ざめ手にも秋くさの香華おとろへ青らみ肢體に螢を點じひねもす墓石にいたみ感ず。
萩原朔太郎 蝶を夢む 青空文庫
普通は、本堂に、香華の花と、香の匂と明滅する処に、章魚胡坐で構えていて、おどかして言えば、海坊主の坐禅のごとし。
泉鏡花 燈明之巻 青空文庫
墓地は香華の色の海、また、象なき声の網。
北原白秋 海豹と雲 青空文庫
香炎、香華、香雲、香海。
北原白秋 フレップ・トリップ 青空文庫
そして、血に染まった権兵衛の錦の小袴を小さく裂いて、家の守神にすると云って皆で別けあうとともに、その遺骸を津寺に葬って香華を絶さなかった。
田中貢太郎 海神に祈る 青空文庫
その前に香華を手向けて礼拝を遂げた老僧と新発意二人。
夢野久作 名娼満月 青空文庫
「――能登路の可心は、僻みで心得違いをしたにしろ、憎いと思った女の、過って生命を失ったのにさえ、半生を香華の料に捧げました。
泉鏡花 河伯令嬢 青空文庫
何かの願掛けをする者は、まずその古い面をいただいて帰って、願望成就か腫物平癒のあかつきには、そのお礼として門番所から新らしい面を買って奉納し、あわせて香華を供えるのを例としている。
夜叉神堂 半七捕物帳 青空文庫
作例 · 標準
仏壇に香華を供え、亡き人を偲んだ。
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墓前には、いつも新鮮な香華が手向けられている。
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法事では、僧侶が香華を手向けながら読経した。
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