高下
こうげ
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
rise and fall (e.g. prices)
文例 · 用例
容貌から言へば、君は猪のやうにゴツゴツしてゐたし、おまけに亂暴書生の如く肩を怒らし、ステツキを突いて高下駄を引きずり歩いた。
— 萩原朔太郎 『室生犀星に與ふ』 青空文庫
同じように米相場や株式の高下の曲線を音に翻訳することもできなくはないはずである。
— 寺田寅彦 『試験管』 青空文庫
何より楽しみに行きつけた夜学校の日曜日の会にも行くのをやめて、力三の高下駄を少し低くしてもらつて、それをはいて兄を助けた。
— 有島武郎 『お末の死』 青空文庫
阿難 ――何の御職業か存ぜぬが私達は人に高下をつけません。
— 岡本かの子 『阿難と呪術師の娘』 青空文庫
――何と、丑の刻の咒詛の女魔は、一本|歯の高下駄を穿くと言うに、些ともの足りぬ。
— 泉鏡花 『多神教』 青空文庫
庭の砂は金銀の、雪は凍った、草履で可、……瑠璃の扉、と戸をあけて、のゆきげた瑪瑙の橋と、悠然と出掛けるのに、飛んで来たお使者は朴の木歯の高下駄、ちょっと化けた山伏が供をするようだわ。
— ――(前題――楊弓) 『ピストルの使い方』 青空文庫
素読吟味というのは、旗本御家人の子弟に対する学問の試験で、身分の高下を問わず、武家の子弟が十二三歳になると、一度は必ず聖堂に出て四書五経の素読吟味を受けるのが其の当時の習慣で、この吟味をとどこおりなく通過した者でなければ一人前とは云われない。
— 朝顔屋敷 『半七捕物帳』 青空文庫
女たちは塗りの台に花模様の向革をつけた高下駄をはいて、島田の髪が凍てそうに見えた。
— 織田作之助 『雪の夜』 青空文庫
作例 · 標準
物価の高下が人々の生活に大きな影響を与える。
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株式市場は常に高下を繰り返し、投資家の注目を集める。
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潮の満ち引きの高下は、漁業にとって非常に重要だ。
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標準
difference (rank, grade, quality, etc.)
作例 · 標準
彼の作品と私の作品では、品質に高下があるのは明らかだ。
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競技者の実力に高下があるため、勝敗は予想しやすかった。
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新人とベテランでは、経験の高下があるため、役割が異なる。
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