門限
もんげん
名詞
標準
closing time
文例 · 用例
昔はこの御殿山がなかなか賑わったもので、ここは上野と違って門限もない上に、三味線でも何でも弾いて勝手に騒ぐことが出来るもんですから、去年飛鳥山へ行ったものは、今年は方角をかえて御殿山へ出かけるという風で、江戸辺の人たちは随分押し出したもんでした。
— 張子の虎 『半七捕物帳』 青空文庫
もう屋敷の門限も過ぎているのであるから、いっそ今夜は泊って帰れと、仲裁者の二人がしきりに引留めたが、どうしても帰ると強情を張った。
— 湯屋の二階 『半七捕物帳』 青空文庫
此間門限の五分前に出ようとして留められたが、まだ十五分あるから大丈夫出られる。
— 森鴎外 『ヰタ・セクスアリス』 青空文庫
それが何となしに哀れを誘って、林之助はいっそ彼女の家まで一緒に送って行ってやろうかとも思ったが、自分も屋敷の門限を気遣っているので、このうえ道草を食っているわけにはいかなかった。
— 岡本綺堂 『両国の秋』 青空文庫
「仁科林之助さんに逢わしてください」「門限をご存じないか」「それでも急用なんですよ。
— 岡本綺堂 『両国の秋』 青空文庫
「そうねえ何時まで門限は?
— 有島武郎 『或る女』 青空文庫
――まだそんな門限の刻限ではないのに、さながら退屈男の乗り込んで行くのを看破りでもしたかのごとく、奥平屋敷の江戸詰藩士小屋を抱え込んだお長屋門が、ぴたりと閉じられてありましたので、乗りつけるや、怒髪して退屈男が呼び叫びました。
— 後の旗本退屈男 『旗本退屈男 第三話』 青空文庫
外記 廓の門限は七つ半。
— 岡本綺堂 『箕輪の心中』 青空文庫
作例 · 標準
学生寮の門限は午後10時なので、それまでに戻らなければならない。
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彼女は門限を破って外出していたことが父親にばれて、厳しく叱られた。
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今日の夜は門限が厳しいから、早めに帰るね。
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