練習曲
れんしゅうきょく
名詞
標準
etude
文例 · 用例
そのかわりにピアノの音のする家が多くなったが弾いている曲はたいてい初歩の練習曲ばかりである。
— 寺田寅彦 『柿の種』 青空文庫
小雨が降って来て、濡れた落葉の漂う庭の向うからショパンの練習曲が聞えて来る。
— ――木人夜穿靴去、石女暁冠帽帰(指月禅師) 『夜の靴』 青空文庫
足の先きがずきずきするし、黄昏でだいぶ腹がすいたので、音楽学校のそばをぽくぽく急ぎ足に歩くと、塀の中の校舎に灯火がはいって、どの窓からも練習曲が流れて来て、十二、三の子供たちの頭が沢山見える。
— 林芙美子 『貸家探し』 青空文庫
作のモチーヴは、共に微々たる思ひつきに過ぎぬが、これも、一つの「練習曲」として記憶の隅に残しておきたいのだ。
— 岸田國士 『「浅間山」の序に代へて』 青空文庫
女優さんたちの「練習曲」としても相当歯ごたへのある、恰好なものであるし、これに男ばかりの舞台を一幕並べることにでもしたら、ちよつと変つた趣向ではあるまいかと、瞬間、興行師の頭になる。
— 岸田國士 『今度の出し物について』 青空文庫
私はレコードをかけて勝手に振つけをしたり、でたらめなメロディをつくってピアノの練習曲はおさらいしなかった。
— 久坂葉子 『灰色の記憶』 青空文庫
私は殆ど手がかたくなってしまっていたし、練習曲をしていなかったからまるで何もひけなかった。
— 久坂葉子 『灰色の記憶』 青空文庫
誰でも弾くツェルニーの『四〇練習曲』の第二六A長調は、ペテルス版では曲の速さが八分音符三つが八八となっている。
— 兼常清佐 『音楽界の迷信』 青空文庫
作例 · 標準
ピアニストを目指す彼女は、毎日ショパンの練習曲を弾くことを日課にしている。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
この曲は指の独立性を高めるための練習曲だが、音楽的にも非常に美しく、演奏会でもよく取り上げられる。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
ギター教室で、先生から次の課題としてカルカッシの練習曲集を渡された。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
ウィキペディア
練習曲(れんしゅうきょく)とは、楽器や歌の演奏技巧を修得するための楽曲。フランス語風にエチュード ともいう。技巧の習得のためだけでなく、音楽作品として充実した内容を持つものもある。
出典: 練習曲 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0