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茱萸

グミ異読 ぐみ
名詞頻度ランク #32453 · 青空 231
1
標準
oleaster (any plant of genus Elaeagnus)
文例 · 用例
そして向かふの茱萸の根方に、ころがつてゐる手毬を見つけると、急いでいつて、こつそり懐中の中へ拾ひこんだ。
新美南吉 良寛物語 手毬と鉢の子 青空文庫
青梅もまだ苦い頃、やがて、李でも色づかぬ中は、実際|苺と聞けば、小蕪のように干乾びた青い葉を束ねて売る、黄色な実だ、と思っている、こうした雪国では、蒼空の下に、白い日で暖く蒸す茱萸の実の、枝も撓々な処など、大人さえ、火の燃ゆるがごとく目に着くのである。
泉鏡花 朱日記 青空文庫
荒れには荒れたが、大きな背戸へ裏木戸から連込んで、茱萸の樹の林のような中へ連れて入った。
泉鏡花 朱日記 青空文庫
」       七「宮浜はな、今日は、その婦人が紅い木の実の簪を挿していた、やっぱり茱萸だろうと云うが、果物の簪は無かろう……小児の目だもの、珊瑚かも知れん。
泉鏡花 朱日記 青空文庫
……そこで、袂から紙包みのを出して懐中へ入れて、圧えて、こう抱寄せるようにして、そして襟を掻合せてくれたのが、その茱萸なんだ。
泉鏡花 朱日記 青空文庫
いやしくも父兄が信頼して、子弟の教育を委ねる学校の分として、婦、小児や、茱萸ぐらいの事で、臨時休業は沙汰の限りだ。
泉鏡花 朱日記 青空文庫
なぜ茱萸を投附ける。
泉鏡花 朱日記 青空文庫
廊下をばらばらと赤く飛ぶのを、浪吉が茱萸を擲つと一目見たのは、矢を射るごとく窓硝子を映す火の粉であった。
泉鏡花 朱日記 青空文庫
作例 · 標準
庭の茱萸が真っ赤に熟し、小鳥たちがその実を求めて集まってきた。
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渋みのある茱萸の実は、砂糖で煮詰めてジャムにすると美味しい。
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子供の頃、学校の帰り道に見つけた茱萸をこっそりつまみ食いしたのを思い出す。
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