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禍福

かふく
名詞
1
標準
fortune and misfortune
文例 · 用例
それは人間の福祉幸福を望んで造りなされたために、もちろん便利、迅速、知識的でありますが、しかしその内部には、人間の欲望、煩悩、愚痴等が働きかけて、禍福相半ばするものであります。
岡本かの子 仏教人生読本 青空文庫
国の禍福は国民の禍福、国民の禍福は国の禍福、この現実の理を明らかに知れるところの精神の発露であります。
岡本かの子 仏教人生読本 青空文庫
もし世間が元日に対する僻見を撤回して、吉凶禍福共にこもごも起り得べき、平凡|且乱雑なる一日と見做して呉れる様になったら、余も亦余所行の色気を抜いて平常の心に立ち返る事が出来るから、たとい書く事に酔払いの調子が失せないにしても、もっと楽に片付けられるだろうと思う。
夏目漱石 元日 青空文庫
定命録、続定命録、前定録、感定録等、小説|野乗の記するところを見れば、吉凶禍福は、皆定数ありて飲啄笑哭も、悉く天意に因るかと疑わる。
幸田露伴 運命 青空文庫
古より今に至るまで、成敗の跡、禍福の運、人をして思を潜めしめ歎を発せしむるに足るもの固より多し。
幸田露伴 運命 青空文庫
本より此の異僧道衍は、死生禍福の岐に惑うが如き未達の者にはあらず、膽に毛も生いたるべき不敵の逸物なれば、さきに燕王を勧めて事を起さしめんとしける時、燕王、彼は天子なり、民心の彼に向うを奈何、とありけるに、昂然として答えて、臣は天道を知る、何ぞ民心を論ぜん、と云いけるほどの豪傑なり。
幸田露伴 運命 青空文庫
およそ此等の人々に在つては、禍福吉凶の如きは抑※末なるのみで、餘り深く立入つて論究思索する價も無いことで有らう。
幸田露伴 努力論 青空文庫
多く禍福を談れば人をして卑小ならしむるの傾がある。
幸田露伴 努力論 青空文庫
作例 · 標準
人生には禍福がつきもので、良いことも悪いことも受け入れるしかない。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
禍福は糾える縄のごとし」とはよく言ったもので、彼の人生もまさにそうだった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
古代の人々は、禍福を占うことで未来を予測しようとした。
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