壊滅
かいめつ
名詞動詞-サ変動詞-自動詞頻度ランク #12169 · 青空 174 例
標準
(complete) destruction
文例 · 用例
われは世界の壊滅を願ふ!
— 中原中也 『地極の天使』 青空文庫
――われは世界の壊滅を願ふ!
— 中原中也 『地極の天使』 青空文庫
そのような律動のある相が人間肉体の生理的危機であって不安定な平衡が些細な機縁のために破れるやいなや、加速的に壊滅の深淵に失墜するという機会に富んでいるのではあるまいか。
— 寺田寅彦 『厄年と etc.』 青空文庫
そうして克服し得たつもりの自然の厳父のふるった鞭のひと打ちで、その建設物が実にいくじもなく壊滅する、それを眼前に見ながら自己の錯誤を悟らないでいる、といったような場合が近ごろ頻繁に起こるように思われる。
— 寺田寅彦 『日本人の自然観』 青空文庫
死はどこまでも生の壊滅後に来る暗黒世界だと、観念の眼を閉じて居るけれど、たった一つ残す自分の仕事によって、死後の自分と、現在との聯絡はとれるものだと思ってますな。
— 岡本かの子 『鶴は病みき』 青空文庫
日々に壊滅して行く伯林の小産階級。
— 岡本かの子 『豆腐買い』 青空文庫
その余は眼に見るかぎりの邸宅が壊滅して了つた。
— ――震災手記断片―― 『竹林生活』 青空文庫
それには君が見られる通り――一八五五年十月八日、ファルマウスを出帆せる帆船グロリア・スコット号が、北緯十五度二十分、西経二十五度十四分の海上において、十二月の六日、壊滅するまでの航海中のある出来事。
— コナンドイル 『グロリア・スコット号』 青空文庫