符尾
ふび
名詞
標準
stem (of a note)
文例 · 用例
学校のおつとめからお帰りになって、隣りのお部屋で、私たちの話を立聞きして、ふびんに思い、厳酷の父としては一世一代の狂言したのではなかろうか、と思うことも、ございますが、まさか、そんなこともないでしょうね。
— 太宰治 『葉桜と魔笛』 青空文庫
家の者が、夏をよろこび海へ行こうか、山へ行こうかなど、はしゃいで言っているのを見ると、ふびんに思う。
— 太宰治 『ア、秋』 青空文庫
畜生ふびんのゆえをもって、人はこれを甘やかしているからいけないのだ。
— ―伊馬鵜平君に与える― 『畜犬談』 青空文庫
」 小菅は葉藏をふびんだと思つた。
— 太宰治 『道化の華』 青空文庫
言ふまでもないことだらうけれど、ふびんなのはここにゐるこの葉藏ではなしに、葉藏とおなじ身のうへにあつたときの自分、もしくはその身のうへの一般的な抽象である。
— 太宰治 『道化の華』 青空文庫
」「あゝあはれなことぢゃ、ふびんなはなしぢゃ、あんなおとなしいいゝ子でも、何の因果ぢゃやら。
— 宮沢賢治 『二十六夜』 青空文庫
」「あああわれなことじゃ、ふびんなはなしじゃ、あんなおとなしいいい子でも、何の因果じゃやら。
— 宮沢賢治 『二十六夜』 青空文庫
二郎は頭あげて、しからばかのふびんなる少女もついには犬にかまるべきか。
— 国木田独歩 『おとずれ』 青空文庫
作例 · 標準
この4分音符の符尾は、五線譜のルールに従って下向きに書かなければならない。
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古い楽譜で、いくつかの音符の符尾がかすれて読みにくくなっている。
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彼は几帳面な性格で、書く音符の符尾の長さや角度が全て正確に揃っている。
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標準
tail (of a note)
作例 · 標準
16分音符には、符尾が2本付いているのが特徴だ。
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この手書きの楽譜は、音符の符尾の形に書き手の個性が表れていて興味深い。
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連桁で繋がれた8分音符たちの符尾が、リズミカルに並んでいる。
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