応援者
おうえんしゃ
名詞
標準
supporter
文例 · 用例
同じ旧幕の人の津田仙と云ふ老農学者は、既に長く田中の応援者であつたが、今やこの厚顔無恥の政府の答弁書が、親友榎本の名で発表されたのを残念に思ひ、二十三日、自ら榎本を伴うて鉱毒地の視察に行つた。
— 木下尚江 『政治の破産者・田中正造』 青空文庫
その背後には中学びいきの大人連が陣取っている、その中に光一の伯父さん総兵衛がその肥った胸を拡げて汗をふきふきさかんに応援者を狩り集めていた、かれは甥の光一を勝たせたいために商売を休んでやってきたのである。
— 佐藤紅緑 『ああ玉杯に花うけて』 青空文庫
すべての応援者も力が抜けてしまった。
— 佐藤紅緑 『ああ玉杯に花うけて』 青空文庫
柳ばかりでない、手塚もいろいろな快技曲技をやって見物人を酔わした、かれはもっとも得意であった、ファインプレーをやるたびに見物人の方を見やって微笑した、ときには帽子をぬいで応援者におじぎをした。
— 佐藤紅緑 『ああ玉杯に花うけて』 青空文庫
彼等を踊上らせたり泣かせたりさす気分的昏迷は先輩応援者等の圧力への意識的な関聯に於いてである。
— 中井正一 『近代美の研究』 青空文庫
松川源十と大川時次郎とは、友田が自分たちのオヤジを罵倒するのを、歯を食いしばる思いで聞いていたので、応援者が出て来ると、その声の方を見た。
— 火野葦平 『花と龍』 青空文庫
芸者と、洋食屋のおやじの応援者が見つかった。
— 火野葦平 『花と龍』 青空文庫
彼は今、歩きつづけながらベースボールの応援者達が、「フレー、フレー、何とかあ」 と喚いて躍り上る時の様に、躍り上った。
— 江戸川乱歩 『恐ろしき錯誤』 青空文庫
作例 · 標準
例句