飽かぬ
あかぬ
形容詞-語幹
標準
(something) one never tires of
文例 · 用例
ジヨゼフイインはまことに天使の如く歌ひしが、一たびアヌンチヤタを聞きし耳には、猶飽かぬ節のみぞ多かりし。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
高山に登り仰ぎ見たか山の高き知るとふ言のよろしさ天地の霞みをどめる春の日に聳えかがやくひとつ富士が嶺わが登る天城の山のうしろなる富士の高きは仰ぎ見飽かぬ 山から見た富士ばかりを書いた。
— 四邊の山より富士を仰ぐ記 『樹木とその葉』 青空文庫
飽かぬ美人は三階を去つてしまつた。
— 長塚節 『佐渡が島』 青空文庫
公園のみは寒気強きところなれば樹木の勢いもよからで、山水の眺めはありながら何となく飽かぬ心地すれど、一切の便利は備わりありて商家の繁盛云うばかり無し。
— 幸田露伴 『突貫紀行』 青空文庫
八洲もる国つ御神もこころあらば飽かぬ別れの中をことわれどう考えましても神慮がわかりませんから、私は満足できません。
— 榊 『源氏物語』 青空文庫
朝夕に見て見飽かぬ源氏と稀に見るのを得た尚侍の喜びが想像される。
— 榊 『源氏物語』 青空文庫
月影の宿れる袖は狭くともとめてぞ見ばや飽かぬ光を こう言って、花散里の悲しがっている様子があまりに哀れで、源氏のほうから慰めてやらねばならなかった。
— 須磨 『源氏物語』 青空文庫
見ても見ても見飽かぬこの人と別れ別れにいるようなことは何がさせたかと思うと今さらまた恨めしかった。
— 明石 『源氏物語』 青空文庫
作例 · 標準
この映画は何度見ても飽かぬ。
Illusions AI · claude-haiku-4-5-20251001
飽かぬ魅力がある。
Illusions AI · claude-haiku-4-5-20251001
飽かぬほど美しい景色だ。
Illusions AI · claude-haiku-4-5-20251001