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黒石

くろいし
名詞
1
標準
black stone
文例 · 用例
黒石の人たち太宰治 津輕に疎開中、黒石町にいちど遊びに行つた事があります。
太宰治 黒石の人たち 青空文庫
黒石民報の中村さんのところへ遊びに行つたのです。
太宰治 黒石の人たち 青空文庫
黒石民報社の主筆の福士さんは、黒石の詩人や作家たちを、私に紹介して下さいました。
太宰治 黒石の人たち 青空文庫
また對馬さんといふ詩人は、私を黒石の隣村に連れて行つて、座談會をひらきましたが、村の人は坊主のお説教と間違つたのか、ぢいさん、ばあさんが、たくさん集つたのには、閉口しました。
太宰治 黒石の人たち 青空文庫
また、黒石の近くの別の村の村長さんで神さんといふおぢいさんがあつて、この人は、「津島のオンチヤは、まだまだ、ものになつてをらん、勉強しろ、こら、ばか者めが」と言つて、やたらと私を叱るのです。
太宰治 黒石の人たち 青空文庫
硝子戸のはまった格子の出窓の外が、三尺ばかり八ツ手や青木の植込みになっており、黒石などを配ってあったが、何か自分のことらしいので、銀子は足を止めて耳を澄ましていたが、六感で静岡の岩谷だということが感づけた。
徳田秋声 縮図 青空文庫
その前は、あの人の生れた黒石のうちにいて、黒石の小学校の先生をしていたのですし、この村のそんな、二十年も昔の事など知っているわけはないじゃありませんか。
―――一幕三場 春の枯葉 青空文庫
そんなにむごくされても、あの人は、やっぱり生れた家に未練があるのか、いつだったか、あの黒石の兄さんが、何とか議員に当選した時の、まあ、あの人の喜びようったら、あさましくて、あいそが尽きました。
―――一幕三場 春の枯葉 青空文庫
作例 · 標準
庭に敷き詰められた黒石が、和風の雰囲気を醸し出している。
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海岸で拾った黒石は、水に濡れると一層深く輝いた。
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この道は、歩くと足に心地よい黒石で舗装されている。
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2
標準
black (go pieces)
作例 · 標準
囲碁の対局では、黒石を持つ側が先に打つのが一般的だ。
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彼は巧みに黒石を配置し、相手の陣地を広げていった。
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盤上に散らばる黒石と白石が、静かな戦いを物語っている。
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ウィキペディア

黒石 は、メッカのカアバ神殿の東隅の外側、地上から160センチメートルほどのところに据えられた黒い石である。イブン・イスハークの『預言者伝』によると、預言者ムハンマドが黒石をこの場所に据えた。復活(最後の審判)の日が来たら黒石に目や口が生えて、これに触れたことのある者の弁護をするといった趣旨の発言をムハンマドがしたという伝承(ハディース)があり、ハッジやウムラの際に黒石への接触を象徴的に行う儀礼をおこなう慣習が成立している。10世紀ごろまでに一度割れておりセメントでつなぎ合わされている。セメントも含めて全体で30センチメートルほどの大きさ。黒石の材質が19世紀に一度分析されたことがあり、黒石は隕石であると結論付けられたが、20世紀後半では非隕石説が優勢である。

出典: 黒石 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0