延髄
えんずい
名詞名詞-の形容詞
標準
medulla oblongata
文例 · 用例
シキミン酸と言うのは、ピクロトキシン属の痙攣毒とか言う奴で、一寸専門的になるが、その生理化学的な反応は、延髄の痙攣中枢って奴を刺戟する事に依って、恰度|癲癇の様な痙攣を起し、その痙攣中に一時意識を失うのだ。
— 大阪圭吉 『とむらい機関車』 青空文庫
延髄の下の方を切ったように見えた。
— 海野十三 『人体解剖を看るの記』 青空文庫
又青酸は瞬間的に死を起こすといわれておるが延髄の呼吸中枢を冒して窒息を起こさせるのだから、僕にはやはり縊死と同じように恐ろしいのだ。
— 小酒井不木 『ある自殺者の手記』 青空文庫
大脳、小脳、延髄、松果腺なんどと、無量無辺に重なり合っている、奇妙キテレツな恰好をした細胞が、やはり、奇想天外式に変形した神経細胞の突起によって、全身三十兆の細胞の隅から隅までつながり合っている。
— 夢野久作 『ドグラ・マグラ』 青空文庫
「延髄を一と突きにやられている……」「太い鍼だッ」「指紋を消さないように、手帛でも被せて抜けッ」「これは抜けますまい」と帆村が云った。
— 海野十三 『赤外線男』 青空文庫
あのように視力の弱っているのに、延髄を刺すというような精密正確を要することが出来るであろうか。
— 海野十三 『赤外線男』 青空文庫
暗闇で延髄を刺すということは、誰にも出来ない筈だ。
— 海野十三 『赤外線男』 青空文庫
あの延髄を刺した鍼だ。
— 海野十三 『赤外線男』 青空文庫
作例 · 標準
延髄は呼吸や心拍といった生命維持に不可欠な機能を司っている。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
事故で延髄を損傷し、彼は自力で呼吸ができなくなった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
延髄は脳と脊髄をつなぐ重要な部位である。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
ウィキペディア
延髄 は、脳の一部であり、中脳や橋と共に脳幹を構成する。脳幹のうちもっとも尾側の部分であって、吻側に橋、尾側に脊髄がある。後頭骨に開いた大後頭孔という穴を通る。背側には下髄帆を挟んで小脳がある。嘔吐、嚥下、唾液、呼吸および循環、消化の中枢を含み、生命維持に不可欠な機能を担っている。
出典: 延髄 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0