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朝霜

あさしも異読 あさじも
名詞
1
標準
morning frost
文例 · 用例
田面に水あふれ、林影|倒に映れり」十二月二日――「今朝霜、雪のごとく朝日にきらめきてみごとなり。
国木田独歩 武蔵野 青空文庫
門長屋の兵六老爺、大手を開けに朝|疾く起出でて、眼と鼻を摩りながら、御家の万代を表して、千歳の翠濃かなる老松の下を通りかかれば、朝霜解けた枝より、ぽたり。
泉鏡花 貧民倶楽部 青空文庫
芭蕉の骨巖の如く、朝霜敷ける池の面に、鴛鴦の眠尚ほ濃なるのみ。
泉鏡太郎 五月より 青空文庫
翼を鳴らせ、朝霜に、光あれ、力あれ、寿かれ、鷭よ。
泉鏡花 鷭狩 青空文庫
枝に渡して、ほした大根のかけ紐に青貝ほどの小朝顔が縋って咲いて、つるの下に朝霜の焚火の残ったような鶏頭が幽に燃えている。
泉鏡花 小春の狐 青空文庫
塚田巡査も町の若者も之に加わって、一隊十四五名の人数が草鞋穿きの扮装甲斐甲斐しく、まだ乾きもあえぬ朝霜を履んで虎ヶ窟を探りに出た。
岡本綺堂 飛騨の怪談 青空文庫
西村さんが病人の汚れものと、自分のシャツを一緒にして、朝霜の大川で洗濯するのを眺めながら「あたし西村さんの処へお嫁に行って上げたい」「ホンニナア」と涙ぐむ者さえあった。
夢野久作 いなか、の、じけん 青空文庫
一昨日松本で城を見て、天守に上って、その五層めの朝霜の高層に立って、ぞっとしたような、雲に連なる、山々のひしと再び窓に来て、身に迫るのを覚えもした。
泉鏡花 眉かくしの霊 青空文庫
作例 · 標準
朝霜の例文