不親切
ふしんせつ
形容動詞名詞頻度ランク #27559 · 青空 253 例
標準
unkindness
文例 · 用例
そんな大事なことを一言も僕に教えてくれなかったというのは不親切だ。
— 太宰治 『佳日』 青空文庫
宿の女中も、不親切だ。
— 太宰治 『貪婪禍』 青空文庫
老人や子供達にはケンケンして不親切であったが、清三に金を送りに行った時だけは、何故か為吉にも割合親切だった。
— 黒島傳治 『老夫婦』 青空文庫
不親切ではないがそのことを言うのが彼自身|怖ろしいので言えずにいるのじゃないかなど思う。
— 梶井基次郎 『泥濘』 青空文庫
ラジオ放送と似た禁令があるかもしれないが、読者の要求に対しては不親切であると思われる。
— 寺田寅彦 『錯覚数題』 青空文庫
肝心の要訣がぼかしてある場合が多いのは著者の故意か不親切かひとり合点かわからない。
— 寺田寅彦 『錯覚数題』 青空文庫
キャメラが一町とは動いていない場合に、面画は何千里の遠方にあるか想像もできないようなひとり合点の編集ぶりは不親切である。
— 寺田寅彦 『映画雑感(4)』 青空文庫
彼の田舎|老爺もこの事を知らなかったため横暴なる赤馬車に虐められているのであるが、いかに山の中とはいえ、かくのごとき不親切極まる営業振りは聞捨てにならぬ。
— 井沢衣水 『本州横断 痛快徒歩旅行』 青空文庫