辛さ
つらさ
名詞
標準
pain
文例 · 用例
而も、この辛さの由来する所にこそ精神の客観性は依拠するのである。
— 中原中也 『芸術論覚え書』 青空文庫
「わたくしが、わたくし自身を知ったということの誇らしさ、また、辛さ。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
この辛さ醜くさを続けてまで、いつまであの方はいのちを担って行けといわれるのだろうか」「こんなに痩せ細ってしまって、この先どうするのだろう。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
戦後の世智辛さではどうなったかそれは知らない。
— 寺田寅彦 『学問の自由』 青空文庫
生きる事の辛さを感じる。
— 南部修太郎 『日曜日から日曜日まで』 青空文庫
牛糞に汚れ切つたその姿にも冬の蟄居の長さと辛さが裏書きされてゐる。
— 有島武郎 『春』 青空文庫
この辛さもみんな男の多情からだと、一さいの後の怒りがまた女によみがえった。
— 岡本かの子 『窓』 青空文庫
…… 亡くなった姉に、生命がけの情人が有って、火水の中でも添わねばならない、けれど、借金のために身抜けが出来ず――以前|盗人が居直って、白刃を胸へ突きつけた時、小夜着を被せて私を庇って、びくともしなかった姉さんが、義理に堰かれて逢うことさえ出来ない辛さに、私を抱いてほろほろ泣く。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
作例 · 標準
転んで膝を強打した時の辛さがひどかった。
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一人暮らしの辛さを痛感した夜だった。
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この病気の辛さは、経験した人にしか分からないだろう。
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