幻辞.com

蓮座

れんざ
名詞
1
標準
lotus seat (under Buddhist statues)
文例 · 用例
頭などは後の世の補修と聞けば、古さまならねど、蓮座などにはさすがに、天平の世の手澤存せずしもあらず、大殿は元禄の建築なるが、二百年の露霜にやゝ破損も出來しにや、足場しつらひて修繕と見ゆれど、大厦の傾くはこの柱かの梁の補修にて得支へなんや、覺束なし。
内藤湖南 寧樂 青空文庫
上被には蓮華と佛像とを畫き、裏面中央に「倣尊澄法親王筆」、右邊に「保午浴佛日呈壽阿上人蓮座」と題し、背面に心經の全文を寫し、其右に「天保五年|甲午二月廿五日佛弟子竹谷依田|瑾薫沐書」と記してある。
森鴎外 壽阿彌の手紙 青空文庫
尊体は昼間見てきたように、蓮座を軽く踏まえて立たせたまうおん姿そのままである。
――黙子覚書―― 夢は呼び交す 青空文庫
金箔を置いたの、素木の黒ずんだの、五彩眼も綾なる、如来、地蔵、羅漢、あらゆる限りの大小種々の仏体が、惨ましくも腕を折られ、蓮座を割られ、砕かれ、削られて、上げ汐に打ち寄せられたように、混然雑然として散乱して居ります。
第五夜 悪魔の反魂香 新奇談クラブ 青空文庫
尤も足利時代の香木の蒐集家で有名な佐々木佐渡守道誉入道は、仏像を焚いて丹霞と称し、蓮座を※いて仏座と名づけ、外に慈覚大師の念珠、足利義政の卓、楊貴妃の椅子、唐人の笠、石帯――などさえ焚いたと言うことですから、丈太郎の欲望も決して例の無いことではありません。
第五夜 悪魔の反魂香 新奇談クラブ 青空文庫
続いて仏壇の奥に祀ってある仏像を取り出しました、これを焚くのは流石に躊躇しましたが、金が尽きて香木を求める事の出来ない苦し紛れ、到頭思い切って、その蓮座の後ろを削って焚くと、これも山形屋繁昌の時手に入れた品だけに、実に結構な香木、丈太郎今更ながら驚いてしまいました。
第五夜 悪魔の反魂香 新奇談クラブ 青空文庫
美しき声 その夜の会合には、真ん中の舞台は取り払われ、三十人の会員は、会長茶谷金弥夫妻を縄って、蓮座のように居並んで居ります。
野村胡堂 法悦クラブ 青空文庫
綾麿は早鐘を打つような胸を犇と押えて、蓮座の下の段にそっと足を掛けました。
観音様の頬 奇談クラブ〔戦後版〕 青空文庫
作例 · 標準
博物館に展示されている仏像は、精巧な彫刻が施された蓮座の上に静かに鎮座していた。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
蓮の花は泥の中から美しい花を咲かせることから、仏教では悟りの象徴とされ、仏像の台座である蓮座に用いられる。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
池に咲く蓮の花を見て、お寺で見た仏様の蓮座を思い出した。
幻辭AI · gemini-2.5-pro