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古株

ふるかぶ
名詞
1
標準
old-timer
文例 · 用例
躑躅の古株が崖一ぱい蟠居している丘から、頂天だけ真白い富士が嶺を眺めさせる場所。
岡本かの子 母子叙情 青空文庫
三階から二階へかけては、塔同様洋式建築のもありますけれども、接木の古株を見るように、むかし、うまや路で見かけたとでもいう青楼の、面影をいま茲に顧られるかのような店附を遺した家もございます。
岡本かの子 生々流転 青空文庫
◇ 粟生弘氏は翁の門下でも古株で相当年輩の老人であったが、或る時新米の古賀得四郎氏が稽古に行くと、大先輩の粟生氏が「箙」の切の謡を習っている。
夢野久作 梅津只圓翁伝 青空文庫
楓とは思はれぬ大きな古株から六七本に分れた幹が一齊に溪に傾いて伸びてゐる。
若山牧水 みなかみ紀行 青空文庫
楓とは思われぬ大きな古株から六七本に分れた幹が一斉に渓に傾いて伸びている。
若山牧水 みなかみ紀行 青空文庫
道中最も古株の三面記者で、小説も書けば、俳句も詠むと云ふ老人が來る。
放浪 泡鳴五部作 青空文庫
黒川は農學士で、今、道廳古株の高等官であつた。
憑き物 泡鳴五部作 青空文庫
友だちが郷里に帰ってかたづいてしまった現在では、その古株の監督が唯一の知り合いであり、頼りであった。
矢田津世子 鴻ノ巣女房 青空文庫
作例 · 標準
彼はこの部署で十数年も働く古株で、社内の複雑な人間関係から過去のトラブルまで何でも知っている。
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創業当時からの古株である総務部長は、若い社員たちから敬意を込めて「歩く社史」と呼ばれている。
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チームに新しい風を吹き込みたいが、既得権益を持つ古株たちの強い反対を押し切るのは容易なことではない。
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2
標準
old stump
作例 · 標準
森の奥深く、苔がびっしりと生した大きな古株の周りには、色とりどりの小さなキノコが群生していた。
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庭の邪魔な木を切り倒した後、土中に深く根を張った古株を掘り出すのに丸一日かかってしまった。
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登山道の脇にある平らな古株に腰掛けて、遠くに広がる山々を眺めながら持参した水筒で一休みした。
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