ほうれん草
ほうれんそう異読 ホウレンソウ
名詞頻度ランク #20038 · 青空 57 例
標準
spinach (Spinacia oleracea)
文例 · 用例
大根、ほうれん草、新菊を採る、手入をする、肥をやる。
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
ほうれん草を摘んで食べた、ほうれん草はうまいかな。
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
ほうれん草のひたしでも食べたがずっといいんだぜ。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
まえまえから、蝶子はチラシを綴じて家計簿を作り、ほうれん草三銭、風呂銭三銭、ちり紙四銭、などと毎日の入費を書き込んで世帯を切り詰め、柳吉の毎日の小遣い以外に無駄な費用は慎んで、ヤトナの儲けの半分ぐらいは貯金していたが、そのことがあってから、貯金に対する気の配り方も違って来た。
— 織田作之助 『夫婦善哉』 青空文庫
種吉の所へ行き、お辰の病床を見舞うと、お辰は「私に構わんと、はよ維康さんとこイ行ったりイな」そして、病気ではご飯たきも不自由やろから、家で重湯やほうれん草|炊いて持って帰れと、お辰は気持も仏様のようになっており、死期に近づいた人に見えた。
— 織田作之助 『夫婦善哉』 青空文庫
このごろ、ネルのきものに漸くやすらかになった時を、まち子は、花でなくともなにかやはらかな野菜のやうなものでも、この赤土の上に育てゝ見たいと、かすかに踊る心を持って、一日小さな土人の子を相手に土をやはらかにして、ほうれん草を植ゑてみた。
— 素木しづ 『雛鳥の夢』 青空文庫
そしてじっとその見すぼらしく、かたく育ったほうれん草を足元に見つめて、なげやったやうな心のうちにしみ/″\と涙のわくのを覚えた。
— 素木しづ 『雛鳥の夢』 青空文庫
昼酌をやりながら、といふよりも、ほうれん草のおしたしを食べつゝ、味取をおもひだした、H老人をおもひだして、彼の生死を案じた、味取在住一ヶ年あまり、よくH老人と飲んだ、そしておさかなはほうれん草のおしたしが多かつた。
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
作例 · 標準
ほうれん草のお浸しに鰹節をかけるのが、我が家の朝の定番だ。
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栄養たっぷりのほうれん草を、バター炒めにして付け合わせにする。
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「ほうれん草を食べないと大きくなれないぞ」と祖父が孫に諭した。
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