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無感覚

むかんかく
形容動詞名詞
1
標準
numb
文例 · 用例
或ひは、無感覚に見えるかも知れない。
中原中也 我が生活 青空文庫
口中や咽喉を極力無感覚に制御したつもりだが嚥み下した喰べものが、母親以外の女の手が触れたものと思う途端に、胃嚢が不意に逆に絞り上げられた――女中の裾から出る剥げた赤いゆもじや飯炊婆さんの横顔になぞってある黒|鬢つけの印象が胸の中を暴力のように掻き廻した。
岡本かの子 青空文庫
上陸後半日もすると、われわれ一行の鼻の神経は悪臭に対して無感覚となって、うまく飯が食えるようになった。
寺田寅彦 青空文庫
あの無感覚な屋根瓦や窓|硝子をこうしてじっと見ていると、俺はだんだん通行人のような心になって来る。
梶井基次郎 冬の日 青空文庫
あの無感覚な外囲は自殺しかけている人間をそのなかに蔵しているときもやはりあのとおりにちがいないのだ。
梶井基次郎 冬の日 青空文庫
ついに肉体は無感覚で終わりました。
――或はKの溺死 Kの昇天 青空文庫
また私の耳も日によってはまるっきり無感覚のことがあった。
梶井基次郎 筧の話 青空文庫
義兄は落ちついてしまって、まるで無感覚である。
梶井基次郎 城のある町にて 青空文庫
作例 · 標準
冬の冷たい水にずっと手をつけていたので、指先の感覚が完全になくなって無感覚だ
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歯科治療の麻酔が効いてきて、唇のあたりが重たく無感覚な状態になっている。
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長時間の正座のせいで足がしびれ、立ち上がろうとしたが無感覚で力が入らなかった。
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2
標準
apathetic
作例 · 標準
彼は周囲で何が起ころうとも全く興味を示さず、まるで無感覚なロボットのようだ。
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繰り返される悲惨なニュースに対して、現代人は次第に無感覚になってきているのかもしれない。
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都会の喧騒の中で、彼は自分の感情を押し殺し、社会の不条理に対して無感覚を装った。
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