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都心

としん
名詞頻度ランク #7689 · 青空 69
1
標準
city centre (esp. of Tokyo)
文例 · 用例
この土地は、東京の郊外には違いありませんが、でも、都心から割に近くて、さいわい戦災からものがれる事が出来ましたので、都心で焼け出された人たちは、それこそ洪水のようにこの辺にはいり込み、商店街を歩いても、行き合う人の顔触れがすっかり全部、変ってしまった感じでした。
太宰治 饗応夫人 青空文庫
「アメリカから面白いものを持ってきたのですが、夕食でもとりながらご覧になりませんか」 そう誘われて指定された都心の高層ホテルに出向くと、同社の北原積と加茂が待っていた。
富田倫生 パソコン創世記 青空文庫
都心のホテルでの話し合いはゲイツのフライトスケジュールのぎりぎりまで続き、成田に向かうタクシーの中で浜田はついに、ゲイツから最終的な承認を得た。
富田倫生 パソコン創世記 青空文庫
都心の街路には、樟の木の並木が鮮かで、朝のかあつと照りつける陽射しのなかに、金色の粉を噴いて若芽を萌してゐた。
林芙美子 浮雲 青空文庫
静かだ、ウエスト・エンド|通りの雑踏が蜂のうなりのように聴えてくる都心|紐育下町のなかにも、こうした閑寂地がある。
遊魂境 人外魔境 青空文庫
この区はロンドンの芸術家街といわれ、都心を遠くはなれた川沿散歩道のしずけさ。
地軸二万哩 人外魔境 青空文庫
そこで起る当然の疑問は、都心に近いこの港の口に、なぜ、こうも荒れ寂びれた出島があるかということである。
小栗虫太郎 地虫 青空文庫
都心に遠く、昔は郊外とも言える土地で、その辺一帯が焼跡になっていて、人家もまだ余り建たず、薄荷の匂いのする青草が茂り、所々に芒が伸びていた。
――寓話―― 狸石 青空文庫
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都心(としん)とは、都市の中心となる場所のこと。

出典: 都心 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0