地内
じない異読 ちない
名詞頻度ランク #39444 · 青空 0 例
標準
grounds
文例 · 用例
この間の晩、床に這入ってから、試みに宅の敷地内にある、花の咲く植物の数を数えてみた。
— 寺田寅彦 『烏瓜の花と蛾』 青空文庫
然し当人は東京の盛り場を大抵其の縄張り地内として、その勢力の大したものなるは、其の葬の日に歌舞伎座を使用したに照してもわかる。
— 幸田露伴 『侠客の種類』 青空文庫
ある時も裏町の人数八九名に取占められて路地内へ遁げ込むのを、容赦なく追詰めると、滝は廂を足場にある長屋の屋根へ這上って、瓦を捲くって投出した。
— 泉鏡花 『黒百合』 青空文庫
道理で、そこらの地内や横町へ入つても、つきとほしの笄で、褄を取つて、羽子を突いて居るのが、聲も掛けはしなかつた。
— 泉鏡太郎 『春着』 青空文庫
こはこれ、公園地内に六勝亭と呼べる席貸しにて、主翁は富裕の隠居なれば、けっこう数寄を尽くして、営業のかたわらその老いを楽しむところなり。
— 泉鏡花 『義血侠血』 青空文庫
この村を軽蔑してケツカルんだッ」「第一この村の地内に家を建てながら、まだ挨拶にも失せおらんじゃないか」「……よしッ……みんな来いッ。
— 夢野久作 『いなか、の、じけん』 青空文庫
青苔が、青粉を敷いたように広い墓地内の地面を落ち付かせていた。
— 岡本かの子 『かの女の朝』 青空文庫
遊廓は一個の別天地にして、其特有の粋美をもつて、其|境内に特種の理想を発達し来れり、而して煩悩の衆生が帰依するに躊躇せざるは、この別天地内の理想にして、一度脚を此境に投じたるものは、必らずこの特種の忌はしき理想の奴隷となるなり。
— 北村透谷 『徳川氏時代の平民的理想』 青空文庫
作例 · 標準
屋敷の地内には、手入れの行き届いた日本庭園が広がっていた。
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この公園の地内では、バーベキューなどの火気使用は禁止されている。
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新しい美術館の地内には、現代アートのオブジェが点在している。
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