太極
たいきょく
名詞
標準
taiji (in Chinese philosophy, the principle that embodies all potential things, incl. time and space)
文例 · 用例
呉の時に太極眞人が會稽の上虞山に於て太極左宮仙翁葛玄に度人經を授け、靈書中篇を増した。
— 幸田露伴 『道教に就いて』 青空文庫
鄭眞人思遠が抱朴子葛洪に經本を授け、又靈書上下篇太極眞人の後序を増した。
— 幸田露伴 『道教に就いて』 青空文庫
そして宋儒の「万物一太極、一物一太極、一本万殊、一実万分」等の説を、「その文は繁雑でその道理は解り難い、中庸に既にその意味の掲げられて有るのを知らないのである。
— 幸田露伴 『一貫章義(現代訳)』 青空文庫
憎愛の二極を撥無して、陰陽を統合した太極というような形の愛、それは理論的に考えて見られぬでもないことではあるが、かくの如きものが果して私達人間の生活を築き上げてゆく上になくてはならぬ重大問題だろうか。
— 有島武郎 『惜みなく愛は奪う』 青空文庫
元來呂氏春秋と繋辭傳とは其間に何等かの關係があるのではないかと疑はれるのであつて、呂氏春秋大樂篇に音樂之所由來者遠矣、生於度量、本於太一、太一出兩儀、兩儀出陰陽、とあるのは繋辭傳の太極生兩儀といふのと殆ど相似た思想である。
— 内藤湖南 『易疑』 青空文庫
今時ハ四方そふぞしく候得ども、其ぼふずになり太極※のくされ/\たルけさごろもをかたにかけ、諸国あんぎやにでかけ候得バ、西ハながさきより東ハまつまへよりヱゾまでもなんでもなく、道中銀ハ一文も用意におよばず。
— 文久三年六月二十九日 坂本乙女あて 『手紙』 青空文庫
神山さん、この太極堂と云うのは。
— 芥川龍之介 『お律と子等と』 青空文庫
近くの大仏、三十三間堂あたりから順々に、清水、高台寺、祇園、円山、知恩院、太極殿、それからずつと疏水の方まで歩いて行つた。
— 加能作次郎 『世の中へ』 青空文庫
作例 · 標準
中国哲学における太極は、万物の根源であり、陰陽の調和から生まれるとされる。
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太極図は、この太極の思想を象徴的に表している。
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太極の概念は、宇宙の生成と変化を理解するための基礎となる。
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ウィキペディア
太極 とは、『易』の生成論において陰陽思想と結合して宇宙の根源として重視された概念である。道教や儒教(宋学・朱子学)に取り入れられた。
出典: 太極 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0