老僕
ろうぼく
名詞
標準
elderly servant
文例 · 用例
女中が二人、書生が一人、老僕が一人、他に抱車夫が一人という大家族であったので、家も相当に広く、間数がいくつもあって廊下続きになっていた。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
チエホフの 「熊」 一幕シングの 「鑄掛屋の結婚」 一幕山本有三の 「海彦山彦」 一幕「熊」の老僕にはあとで「青空」の同人になつた小林馨がなつた。
— 梶井基次郎 『『青空』のことなど』 青空文庫
この老僕のためには、千年も一日のやうである。
— DAS FAMILIENFEST 『祭日』 青空文庫
スタニスラウスは少しせき込んで同じ事を繰り返したが、今度も老僕には聞き取れなかつた。
— DAS FAMILIENFEST 『祭日』 青空文庫
そこで尊敬を忘れずに心易立てをも敢てする老僕の態度で、スタニスラウスの白髪頭の上へ首を屈めて云つた。
— DAS FAMILIENFEST 『祭日』 青空文庫
」老僕は先先代に対して、外の一族の人達と区別する為めに、こんな風に名を言つてゐたのである。
— DAS FAMILIENFEST 『祭日』 青空文庫
中にも「ペエテル」と云ふ前には老僕が大ぶ長い間を置いたので、この名をはつきり言つた時には、気を付けて聞いてゐた一同の耳に、それが異様に響いた。
— DAS FAMILIENFEST 『祭日』 青空文庫
そして老僕をいたはる心持で微笑んでゐた微笑が消えてしまつた。
— DAS FAMILIENFEST 『祭日』 青空文庫
作例 · 標準
その屋敷には、主人一家に何十年も仕えている忠実な老僕がいた。
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主人が亡くなった後も、老僕は一人で広大な庭の手入れを続けている。
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お坊ちゃま、お夜食をお持ちいたしました、と老僕が静かに部屋に入ってきた。
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