間投詞
かんとうし
名詞
標準
interjection
文例 · 用例
尤もそれも場合によるので、私のは特に感情の間投詞として、心に深き謙遜を感じ人格への先輩的愛慕を感ずる場合にのみ之れを用ゐる。
— 萩原朔太郎 『中央亭騷動事件(實録)』 青空文庫
ただ人々の態度とおりおり聞こえる単語や、間投詞でおよその事件の推移を臆測し、そうして自分の頭の中の銀幕に自製のトーキー「東京の屋根の下」一巻を映写するのである。
— 寺田寅彦 『映画雑感(1)』 青空文庫
春が来たからといって、私には間投詞を並べて、可愛い溜息を洩らすほどの若々しさもなく、また、暗い穴の底へ投り込まれたような鬱憂もないが、矛盾した自己を、やや離れた態度で、冷かに観照しうるだけの皮肉がある。
— ――三月十九日夜―― 山頭火 『鎖ペンを握って』 青空文庫
」という間投詞を入れなければ喋れないようなレヴュ俳優の科白廻しを聴いていると、たしかにこれは男子の仕事ではないという気がするのである。
— 織田作之助 『神経』 青空文庫
そして滅多に興奮しない彼が日頃にもなく顔を赤く染めて、激しい間投詞を口にした。
— 海野十三(丘丘十郎) 『地球発狂事件』 青空文庫
――この間投詞は僕が若者間に流行させているもので、知らるる通り「汝の感傷癖を嗤うよ。
— 牧野信一 『吊籠と月光と』 青空文庫
アレ以来今日で五日になるが、毎日酒浸しだ」 ト云ッてその証拠立の為めにか、胸で妙な間投詞を発して聞かせた。
— 二葉亭四迷 『浮雲』 青空文庫
それに対してホームズは時々質問や間投詞を挟んだ。
— SILVER BLAZE 『白銀の失踪』 青空文庫
作例 · 標準
「あっ」とか「ええと」といった間投詞が、会話の自然なリズムを作る。
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日本語の間投詞を使いこなせると、ネイティブのような響きになる。
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驚いたときに出る「おっと!」という言葉も、分類上は間投詞にあたる。
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感情をダイレクトに伝える間投詞は、言葉の壁を超えて通じることがある。
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