共倒れ
ともだおれ
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
falling together
文例 · 用例
ひどくなると国家を殺すが、多くの場合に、その癌細胞自身も結局共倒れになって死んでしまうようである。
— 寺田寅彦 『破片』 青空文庫
共倒れが不便だから、剣突を喰わしたんだが、可哀相に、両方とも国を隔って煩らって、胸一つ擦って貰えないのは、お前たち何の因果だ。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
隅の卓子で、主人夫婦らしい二人が、マージャン屋もあっちこっち出来すぎて、共倒れになりはしないかという夜更けの顔を向け合って、新聞を読んでいるだけ、あとは客もいなかった。
— 織田作之助 『土曜夫人』 青空文庫
因業な話で共倒れになるのじゃないか。
— 石原莞爾 『最終戦争論』 青空文庫
どうかすると共倒れにでも倒れそうな気のするほど澱んだ家の空気の中から、何かしら生れて来るもののあるのを楽みにした。
— 島崎藤村 『新生』 青空文庫
」「共倒れのわけだから、なア。
— 憑き物 『泡鳴五部作』 青空文庫
MS―DOSマシンとして成功させるためのエネルギーを、共倒れの危険を冒してPC―100に振り分ける意欲を、浜田はまったく持たなかった。
— 富田倫生 『パソコン創世記』 青空文庫
」 どちらか皮肉を云い出せば、髄まで刺し通して共倒れになるまでやり合う習慣がまたしても出かかったが、もう久慈には刺される痛さも感じない、午後の気重い退屈さがのしかかっていた。
— 横光利一 『旅愁』 青空文庫
作例 · 標準
無理な価格競争を続ければ、業界全体が共倒れになってしまうのは明白だ。
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借金の保証人になったことで、友人と共倒れになる最悪の事態を招いた。
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どちらも譲らずに争い続ければ、最後には共倒れの結果が待っているだけだ。
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