損益
そんえき
名詞頻度ランク #10106 · 青空 50 例
標準
profit and loss
文例 · 用例
しかし、昇降機のほうから言えば何階で止まるも止まらぬのもたいした動力のちがいはないであろうし、それが違ったところで百貨店の損益にも電力会社の経営にも格別重大な影響を及ぼす気づかいはないであろう。
— 寺田寅彦 『蒸発皿』 青空文庫
それから紙片の上には、数字と倶楽部の名と友人の名を封書したものがあったが、これから推測してみると、彼は死の直前までは、骨牌の損益を計算していたに相違ないと思われるのであった。
— コナン・ドイル 『空家の冒険』 青空文庫
それぢや下手に生れたものは損ぢやないかといふと、損益といふ語はそんな處へ用ゐるものぢやないと彼はいつた、彼は又十日徒手安坐して之を一年半年若くは一ヶ月後に囘顧してそこに何物がある。
— 長塚節 『教師』 青空文庫
興行物としての損益はわかりませんが、もし損失があっては資本を出す考えでいる野見さんに迷惑が掛ることになります。
— 高村光雲 『佐竹の原へ大仏をこしらえたはなし』 青空文庫
「さうすると、東から来る人には多少遠くなるかも知れないが、その代り西から来る人に近くなつて、差引損益はなくなり結局自分が登校する労力と時間だけが儲かる事になるのだ。
— 大正六(一九一七)年 『茶話』 青空文庫
けだし早熟にして精神を労する者は五十年間の事業と生命とをあはせてこれを十年間に短縮する者にして、文学の上より見ればその早世のために損益する所なきが如し。
— 正岡子規 『病牀譫語』 青空文庫
興業物としての損益は分りませんが、もし損失があっては資本を出す考えでいる野見さんに迷惑が掛かることになります。
— 佐竹の原へ大仏を拵えたはなし 『幕末維新懐古談』 青空文庫
其時に得た學問は、右の開墾や水理すべて地方の事で、秣場を潰して畑地とする損益とか、河流の改修に就いての利害とか、その土地々々でいろ/\な問題に出遇つて、種々な研究をしつゝ歩いた。
— 塚原蓼洲 『兵馬倥偬の人』 青空文庫
作例 · 標準
月末に損益を計算し、事業の状況を把握する。
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このプロジェクトの損益分岐点はどこにあるのか。
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彼は常に損益を意識して経営判断を下している。
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