損得
そんとく
名詞頻度ランク #19413 · 青空 194 例
標準
loss and gain
文例 · 用例
而も所謂喜怒哀楽――即ち損得に因つて起る喜びと悲み――を叫びたかつたのではなく、かの生の歓喜だ!
— 中原中也 『詩と詩人』 青空文庫
浜口雄幸がどうしたとか、若槻が何だとか、田中は陸軍大将で、おおかた元帥になろうとしていたところをやめて政治家になったとか、自分たちにとっては、実に、富士山よりも高く雲の上の上にそびえていて、浜口がどうしようが、こうしようが、三文の損得にもならないことを、熱心に喋って得々としている。
— 黒島傳治 『選挙漫談』 青空文庫
何と……」「これは私の心意気じゃ……この首を熱燗十本で売りませう 損得無しの一升一生……」「アハハ。
— ――博多名物非人探偵 『狂歌師赤猪口兵衛』 青空文庫
そうしたら、九頭竜の野郎、それは耳よりなお話ですから、私もひとつ損得を捨てて乗らないものでもありませんが、それほど先生がたがおほめになるもんなら、展覧会の案内書に先生がたから一言ずつでもお言葉を頂戴することにしたらどんなものでしょうといやがった。
— 有島武郎 『ドモ又の死』 青空文庫
そして不思議なことには斯ういう羽目になるにつれ、国太郎の大ふうは、ますます増長して、損得の算盤からは遠ざかって行った。
— 岡本かの子 『とと屋禅譚』 青空文庫
打っても叩いても進まばこそ、五十銭損得の境だから御者少年も汗みずくだ。
— 井沢衣水 『本州横断 痛快徒歩旅行』 青空文庫
掛引上大変に損得があるんだからねえ。
— 平出修 『瘢痕』 青空文庫
損得なんぞを考えて、主人と喧嘩が出来るかって云うんだ。
— 岡本綺堂 『影』 青空文庫
作例 · 標準
ビジネスでは、常に「損得」を計算しながら進める必要がある。
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彼は、目先の「損得」にとらわれず、長期的な視点を持つべきだ。
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「損得」なしに、純粋に善意で行動することは難しい。
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